東宝東和から2018年7月13日に劇場公開された「ジュラシック・ワールド / 炎の王国」の感想記事です。
『ジュラシック・ワールド』(2015)の続編で、映画「ジュラシック・パーク」シリーズの第5作目です。
オススメ度
あらすじ&予告編
前作でハイブリッド恐竜インドミナス・レックスとT-REXが死闘を繰り広げ崩壊したテーマパーク<ジュラシック・ワールド>を有するイスラ・ヌブラル島で<火山の大噴火>の予兆が捉えられていた。
迫り来る危機的状況の中、人類は噴火すると知りつつも恐竜たちの生死を自然に委ねるか、自らの命を懸け救い出すかの究極の選択を迫られる…
作品情報
原題:Jurassic World: Fallen Kingdom
製作国:アメリカ(2018年)
配給:東宝東和
監督:J・A・バヨナ
本編:128分
出演:クリス・プラット、ブライス・ダラス・ハワード、レイフ・スポール、ジャスティス・スミス、ダニエラ・ピネダ、ジェームズ・クロムウェル、トビー・ジョーンズ、テッド・レヴィン、B・D・ウォン、イザベラ・サーモン、ジェラルディン・チャップリン、ジェフ・ゴールドブラムほか
レビュー
島へ向かったその矢先に火山は大噴火を起こし、生き残りをかけた究極のアドベンチャーに!
と、予告編やCMで散々見せられていたイスラ・ヌブラルの火山騒動は見せ場に次ぐ見せ場の連続で息をつく暇もないのだが、映画全体においては前哨戦にしかすぎない。
後半では舞台を”豪邸の屋内”とし、ホラーやサスペンス要素を取り入れた異色のダークさを感じさせる展開にw
このシリーズの恐竜ファーストという前提を守りつつ、シリーズ全体の可能性を大きく開いて見せた意欲作、いや異色作と受け取りました。
三部作の中間作品らしく、しっちゃかめっちゃか掻き乱す意味では大ハマりではあるが、そこにJ・A・バヨナらしいウィットに富んだというかスパイスが抜群に効いた作品であると受け止めるかは、鑑賞者に委ねられているように感じます。
原作者マイケル・クライトンが提起する”科学的発展の落とし前”に対し、大きく前進させているのも本作の大きな特徴とも言えるでしょう。
そして、お決まりのパターンを完全にぶっ壊した点に関しては、漫画の打ち切りのように「次回作に期待」と言うしかないですねw
ワクワクさせられる展開に続編の期待をしてしまうのは間違いない作品です。
評価
脚本
配役
演出
音楽
映像
IMDb 6.1 / 10
ROTTEN TOMATOS Tomatometer 46% Audience 48%
metacritic METASCORE 51 USER SCORE 5.6
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