ソー : ラブ&サンダー

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引用元:Marvel公式

ウォルト・ディズニー・スタジオ・モーション・ピクチャーズから2022年7月8日に劇場公開された「ソー : ラブ&サンダー」の感想記事です。

マーベル・コミックの人気キャラクター「ソー」を基とする映画で、『マイティ・ソー バトルロイヤル』の続編でシリーズ4作目、「マーベル・シネマティック・ユニバース」(MCU)の29作目となる作品です。

オススメ度4.6

あらすじ&予告編

サノスとの激闘の後、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーの面々とともに宇宙へ旅立ったソー。

これまでの道のりで多くの大切な人々を失った彼は、いつしか戦いを避けるようになり、自分とは何者かを見つめ直す日々を送っていた。

そんなソーの前に、神々の殲滅を目論む神殺しのゴアが出現する…

作品情報

原題:Thor: Love and Thunder

製作国:アメリカ(2022年)

配給:ウォルト・ディズニー・スタジオ・モーション・ピクチャーズ

監督:タイカ・ワイティティ

本編:119分

出演:クリス・ヘムズワース、ナタリー・ポートマン、クリスチャン・ベール、テッサ・トンプソン、ジェイミー・アレクサンダー、タイカ・ワイティティ、ラッセル・クロウほか

レビュー

ウエルカムバック

MCUが進み、それぞれのヒーローが世代交代する中でのソーの帰還。

これはファンには嬉しい限りですよね〜

「ドクター・ストレンジ マルチバース・オブ・マッドネス」と違い、Disney+と綿密に織り交ぜられることが前提となっておらず、ソー・シリーズとして独立したシリーズのように成立しているところも魅力のひとつです。

シリーズ3作目の「マイティ・ソー バトルロイヤル」から引き続きメガホンを取ったタイカ・ワイティティの巧妙な脚本もあり、ソーとジェーンの関係性を含め過去作の描写を用いることで復習要素を全く必要としない素晴らしさたるや!

そしてその演出はロック感をさらに増し、コメディ感も増しまくっていますw

キャスト

ソーは変わらず能天気な気まぐれの太陽のような存在感を保ち、その対立として深い闇に包まれたゴアをクリスチャン・ベイルが熱演。

役作りに定評があるとは言え、こんなにもシリアスかつ恐ろしい存在感を放つ演技力は彼にしか出来ないと言わざるを得ないですね〜 特殊メイクもめちゃくちゃ凄いですw

また、ソーの元恋人ジェーン・フォスター役のナタリー・ポートマンが、シリーズ第2作「マイティ・ソー ダーク・ワールド」以来の復帰を元ハンマーと共に果たし、新たなスーパーヒーローとしてMCUシリーズに進出。 さらにはヴァルキリーとも共演します。

これだけでもファン垂涎ものであることは間違いないところですw

そしてサプライズキャストもあり、相変わらずワクワクさせてくれますw

ストーリー

「アベンジャーズ エンドゲーム」で隠居し、プヨプヨになったソーの理由を解き明かすとともに解消していき、シリーズを通して人(神?)として成長を遂げたソーは変わらぬノーテンキさも健在で没入感を加速させてくれます。

ロックとアクションにコメディ要素をプラスし、テンポよくあっという間に感じます。

最後に子供たちと共に戦いに繰り出す展開に賛否があったようですが、アスガルドの民でありヴァルハラといった明確な概念があるのでストーリー上の違和感は感じなかったので、単純に盛り上がりましたw

ラッセル・クロウ演じるゼウスとチラ見えのヘラクレスによるゴッドバトルが勃発しそうな展開を匂わせていますが、それを含めて次回作に期待が持てそうですね〜

 

評価

脚本4.5

配役5.0

演出4.5

音楽5.0

映像4.0

 IMDb 6.4 / 10

ROTTEN TOMATOS Tomatometer 64% Audience 77%

metacritic METASCORE 57 USER SCORE 4.9

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