ダンボ

ウォルト・ディズニー・スタジオ・モーション・ピクチャーズから2019年3月29日に劇場公開された「ダンボ」の感想記事です。

1941年公開のディズニーアニメーション映画、『ダンボ』を原作とする実写映像化作品です

オススメ度3.3

あらすじ&予告編

1919年、かつて一流サーカスとして名を馳せたメディチ・ブラザーズ・サーカスだが、第一次世界大戦の影響やスペイン風邪の流行などを受け経営が傾いていた。

団長のメディチは一座の再興のため妊娠した雌のアジアゾウのジャンボを購入するが、生まれた子象ジャンボジュニアは異常に大きな耳を持って生まれ、「ダンボ」とあだ名されてしまう。

失望したメディチはかつて一座の花形スターであったホルトにダンボの世話を任せるが、彼の子供たちであるミリーとジョーはダンボがその巨大な耳を使って飛べることに気付き、それをショーで披露したことで一座の運命は好転したかに見えた。

だがこの話を聞きつけた有名興行師ヴァンデヴァーに誘われ、メディチ・ブラザーズ・サーカスは彼がニューヨークで経営する巨大娯楽施設ドリームランドへと雇われる。

そこからまた彼らの運命は大きく回り始めていく…

作品情報

原題:Dumbo

製作国:アメリカ(2019年)

配給:ウォルト・ディズニー・スタジオ・モーション・ピクチャーズ

監督:ティム・バートン

本編:112分

出演:コリン・ファレル 、マイケル・キートン、ダニー・デヴィート、エヴァ・グリーン、アラン・アーキン、ニコ・パーカー、フィンリー・ホビンス、ジョセフ・ガット、ダグラス・リース、フィル・ジマーマン、マイケル・バッファー、シャロン・ルーニーほか

レビュー

アニメが1941年公開ということに驚きますね〜 クオリティの高いw

そんなダンボの実写化の監督にティム・バートンを据え、豪華キャストを集めたのだからとりあえず鑑賞するべきなのは間違いないでしょうw

アニメではとにかく哀れな子ゾウのイメージが強かったですが、本作では金儲けが前面に押し出されている印象を受けます。

しかし、ダンボの意思や主張が強く表れていたり、ミリーたちとふれあいうことで成長する姿が見られ、元々内容が良いのでもちろんちゃんと面白い。

ストーリー展開はしっかりした構成で、初見でも分かりやすいように感じました。

事故や人の死がより感じやすい内容になっていますが、キャスト全体の心情の変化や成長が手に取れるように感じられる良作です。 ラストはスカッと終わりますしね〜

ゾウをはじめとする動物たちが虐げられたり、悪い面がリアリティを増しているのでアニメよりはやや対象年齢を上げる必要があるように感じますが…

それにしてもリアルなゾウが空を飛ぶシーンは何度観ても慣れないw

個人的にはアニメ版のラストのカラスのシーンが好きなので、アニメ版に勝るかと言われると無理な気もしますが、ダンボの可愛らしい姿がCGで表現されたことは嬉しく思います。

今後も実写化が進むディズニー作品ですが、賛否はあれど素晴らしい作品が多いので注目度は高いですね〜

評価

脚本3.0

配役3.5

演出3.0

音楽3.0

映像4.0

IMDb 6.3 / 10

ROTTEN TOMATOS Tomatometer 46% Audience 48%

metacritic METASCORE 51 USER SCORE 5.8

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