Disney+から2022年5月20日に独占配信された「チップとデールの大作戦 レスキュー・レンジャーズ」の感想記事です。
ディズニーの人気キャラクター、シマリスのチップとデールを主人公に描いた長編映画で、アニメシリーズ「チップとデールの大作戦 レスキュー・レンジャーズ」(1989)をモチーフに、実写・CG・2Dアニメという3つの世界が入り混じった構成で新たな物語を描いたカムバック作品です。
オススメ度
あらすじ&予告編
子どもの頃からの友人であるチップとデールは、主演を務めたアニメシリーズをきっかけに世界的な人気者となる。しかしシリーズは突然打ち切られ、ふたりは別々の人生を歩むことに。
30年後、チップは郊外で保険会社のセールスマンとなり、一方のデールはCG手術を受け、懐かしのスターが集まるノスタルジア・コンベンション・サーキットで働いていた。
そんなある日、謎の失踪を遂げたかつての仲間を救うため、チップとデールは再びコンビを組むことになる…
作品情報
原題:Chip ‘n Dale: Rescue Rangers
製作国:アメリカ(2022年)
配給:Disney+
監督:アキヴァ・シェイファー
本編:97分
出演:ジョン・ムレイニー、アンディ・サムバーグ、キキ・レイン、ウィル・アーネット、エリック・バナ、フルーラ・ボルク、デニス・ヘイスバート、キーガン=マイケル・キー、トレス・マクニール、ティム・ロビンソン、セス・ローゲン、J・K・シモンズほか
レビュー
チップとデールの区別すらつかない未熟者ながら、往年のカートゥーンキャラクターコンビが織りなすバディムービー観たさに鑑賞。
なんとなくこれは凄いものを見たぞ?といった印象を受けるのは私だけではないでしょう。
チップとデールが現実世界で再度タッグを組み、失踪事件を調査していくストーリー。 しかし、話はもちろんそれだけにはとどまらずw
アニメキャラ盛りだくさんにブラックユーモア、そして大量に投入されているパロディは、「レディ・プレイヤー1」(2018)を彷彿とさせながらも、2Dアニメ、3Dアニメ、さらにはリアルな世界を上手く融合し、今までに無かった新たなジャンルを構築しています。 それでいて観ているうちに違和感がなくなってくるのがさすがディズニー。 唸らされましたw
チップとデールの出会いの場から、別れ、そして1人は「CG手術」を受けて立体的なCGキャラクターに、1人はカートゥーンのまま暮らして保険会社のセールスマンに…というなんとも対照的な人生を歩みながらも再び協力して事件に立ち向かうストーリーは、シンプルで至って新鮮味はないながら、敵があのピーターパン…だと?!
思うところがありながらも何も考えずに面白おかしく観られて飽きない、子供も大人も楽しめるカートゥーンならではの楽しみ方が残った素晴らしい作品であると感じます。
ディズニーの底力を感じますね〜 配信だけど手は抜かないぞ!というのが伝わってきますw
どんどんこういう作品を出して欲しいものですねw
評価
脚本
配役
演出
音楽
映像
IMDb 7.0 / 10
ROTTEN TOMATOS Tomatometer 80% Audience 79%
metacritic METASCORE 66 USER SCORE 6.5
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