ワーナー・ブラザース・ピクチャーズから2024年6月7日に劇場公開された「チャレンジャーズ」の感想記事です。
オススメ度
あらすじ&予告編
テニス選手のタシ・ダンカンは確かな実力と華やかな容姿でトッププレイヤーとして活躍していたが、試合中の怪我により選手生命を絶たれてしまう。
選手としての未来を突然失ってしまったタシは、自分に好意を寄せる親友同士の若き男子テニス選手、パトリックとアートを同時に愛することに新たな生きがいを見いだしていく。
そして、その“愛”は、彼女にとって新たな“ゲーム”の始まりだった…
作品情報
原題:Challengers
製作国:アメリカ(2023年)
配給:ワーナー・ブラザース・ピクチャーズ
監督:ルカ・グァダニーノ
本編:131分
出演:ゼンデイヤ、ジョシュ・オコナー、マイク・ファイストほか
レビュー
2人の男を同時に愛するテニス界の元スター選手と、彼女の虜になった親友同士のテニス選手の10年以上にわたる愛の物語を描いたラブストーリー…なのか?
あまりピンとは来ないが一種の三角関係なのは間違いなく、二人の男を手玉に取るゼンデイヤのファムファタール感は良し。
カリカリ過ぎる感じはあるが、抜群のスタイルと自信たっぷりで強気な性格にテニスの才能にも恵まれているというパーフェクトガールを好演しているし、アブノーマルな面も持ち合わせる3人の関係性が何とも言えない危うさと落ち着かなさを醸し出しています。
全体を通してストーリーに面白みは少ないが、膝の怪我は痛々しく、いろいろなカットで演出するテニスの試合の見せ方が印象深かったです。 地面やボール視点になるとはw
あと、少し性愛を重視しすぎでは…?
ラリーと試合展開が人間関係とリンクし、時間軸まで動かす構成は面白いし、もはやケンシロウとラオウとユリアとか上杉兄弟と朝倉南とかそんな感じが頭によぎるのはさておき、スポ根に熱狂する心理描写を表現することには成功していると思います。
評価
脚本
配役
演出
音楽
映像
IMDb 7.1 / 10
ROTTEN TOMATOS Tomatometer 88% Audience 74%
metacritic METASCORE 82 USER SCORE 6.6