サバン・フィルムズから2021年12月3日に米国公開(日本未公開)された「デッドロック」の感想記事です。
オススメ度
あらすじ&予告編
息子を警官のミスで殺された元レンジャー、ロン・ウィットロックは復讐のため傭兵部隊を雇い、水力発電ダムを占拠する。 ダムの従業員、たまたまダム見学に来ていた高校生、さらに下流の住民10万人を人質にしてその警官を呼び出し、懺悔させようというのだ。
一方、傭兵部隊の急襲からまぬがれた元レンジャー部隊のマック・カールは人質救出、ダム奪還のためロン・ウィットロック率いる傭兵部隊に立ち向かう…
作品情報
原題:Deadlock
製作国:アメリカ(2021年)
配給:サバン・フィルムズ
監督:ジャレッド・コーン
本編:98分
出演:ブルース・ウィリス、パトリック・マルドゥーン、マシュー・マースデン、ロレンツォ・アントヌッチほか
レビュー
息子の復讐を果たす為にダムを乗っ取った傭兵達と、巻き込まれた元軍人の攻防を描いたクライムアクション。
ブルース・ウィリスが引退を公表し、続々と公開されるチョイ役での客寄せパンダ化される作品群と本作は一味違って、しっかりと全編で存在感を発揮しています。 と言ってもビデオスルーですがw
B級アクション映画には違いないのだが、比較的きっちり作り込まれていると感じます。
ブルース・ウィリス演じるロンがどれだけの過去を持っているかは知らないが、傭兵部隊が命を捧げるレベルの人柄を持ち、ダムを占拠。 息子の冤罪を晴らすために戦うのだが、しっかり動機付けされているのが良い。 端的に汚職警官を襲撃するだけでは、警察の失態を大事にすることは出来ないだろうし、父の怒りとはどれくらいのことなのか、本気が見える。
また、舞台設定の”ダム”も新鮮に感じます。
強いて言えばショッカーよろしく部下が次々と狩られていくところ。 人数設定もキャラ付けもされていないので、先の見通しが難しい。 あと画質があんまり良くない。 わざとかも知れませんが。
全編にわたって占拠側の視点で進行するのも良い。 ブルース・ウィリスの起用が冴える良作であると感じます。 IMDbをはじめ評価はめっちゃ低いけどw
評価
脚本
配役
演出
音楽
映像
IMDb 3.6 / 10
ROTTEN TOMATOS Tomatometer –% Audience 9%
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