Netflixから2023年9月29日に独占配信された「ネズミ捕りの男」の感想記事です。
「チャーリーとチョコレート工場」で知られるイギリスの児童文学作家ロアルド・ダールの著作「ネズミ捕りの男」を原作とした作品です。
オススメ度
作品情報
原題:The Ratcatcher
製作国:アメリカ(2023年)
配給:Netflix
監督:ウェス・アンダーソン
本編:17分
出演:レイフ・ファインズ、リチャード・アイオアディ、ルパート・フレンドほか
レビュー
「ヘンリー・シュガーのワンダフルな物語」「白鳥」に続き、連日配信されるウェス・アンダーソンが贈るロアルド・ダール原作の短編映画。
同じスタイルながら対照的とも言える特徴を持つ異なる作品を、色調豊かな特性は継続しつつ、本作も陰鬱な物語を喜劇として描いています。
ネズミ駆除業者役となったレイフ・ファインズを軸に描かれるダークユーモア光るストーリー展開は、カメラ目線の語り手と相まって他作以上に引き込まれる感じが強いように思いました。
描写は少なく、シンプルな語り口で進行するストーリーにこれほど没入感を感じるのは、話術の要素が強いからでしょうか。
テクニカル的にもストーリー的にもアーティスティックな手腕が光る17分です。
評価
脚本
配役
演出
音楽
映像
IMDb 6.7 / 10
ROTTEN TOMATOS Tomatometer –% Audience 66%
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