パワー・オブ・ザ・ドッグ

Netflix
引用元:Netflix

Netflixから2021年12月1日に独占配信された「パワー・オブ・ザ・ドッグ」の感想記事です。

トーマス・サヴェージ1967年の同名小説を原作とした映画化作品です。

第94回アカデミー賞では最多となる11部門でのノミネート、監督賞(ジェーン・カンピオン)を受賞した作品でもあります。 ジェーン・カンピオンは女性では史上3人目となるアカデミー監督賞受賞となりました。 また、2021年・第78回ベネチア国際映画祭コンペティション部門で銀獅子賞(最優秀監督賞)を受賞しています。

オススメ度3.7

あらすじ&予告編

威圧的だがカリスマ性に満ちた牧場主。

弟の新妻とその息子である青年に対して冷酷な敵意をむき出しにしてゆくが、やがて長年隠されてきた秘密が露呈し…

作品情報

原題:The Power of the Dog

製作国:アメリカ、イギリス、オーストラリア、カナダ、ニュージーランド(2021年)

配給:Netflix

監督:ジェーン・カンピオン

本編:128分

出演:ベネディクト・カンバーバッチ、キルスティン・ダンスト、ジェシー・プレモンス
コディ・スミット=マクフィーほか

レビュー

1920年代のアメリカ・モンタナ州を舞台に、無慈悲な牧場主と彼を取り巻く人々との緊迫した関係を描いたヒューマンドラマ作品。

カンバーバッチの緊張感漂う面持ちと繊細な心理描写に序盤から圧倒されながら、彼の心の変化と共に進んでいくストーリーに、感情移入はしやすい気がします。

西部劇を観ているかのような牧場風景は広大なアメリカの大地を容易に感じさせてくれますし、ニヒルな感じで序盤から躍動するカンパーバッチ演じるフィルに釘付けにされます。

サスペンス要素を盛り込んだ演出も効果的で、最後まで飽きずに観られる作品だと思いますので、そのことを念頭に置いて楽しむことも可能かもしれませんね〜

評価

脚本4.0

配役4.5

演出3.5

音楽3.0

映像3.5

 IMDb 6.8 / 10

ROTTEN TOMATOS Tomatometer 94% Audience 76%

metacritic METASCORE 89 USER SCORE 6.5

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