Apple TV+から2021年11月5日に独占配信された「フィンチ」の感想記事です。
オススメ度
あらすじ&予告編
太陽フレアの影響で地上の文明が崩壊し、地下シェルターに逃れて生き延びたロボット技術者のフィンチは、愛犬と自ら作り出したロボットとともに、安心して暮らせる新たな家を見つけるための旅に出る…
作品情報
原題:Finch
製作国:イギリス・アメリカ(2021年)
配給:Apple TV+
監督:ミゲル・サポチニク
本編:115分
出演:トム・ハンクス、ケイレブ・ランドリー・ジョーンズ、ロラ・ カニンガム、マリー・ワゲンマンほか
レビュー
荒廃した地球を舞台とした人間と犬、そしてロボットによる疑似家族ロードムービー作品。
太陽フレアの影響によりオゾン層が無くなり、紫外線に苦しむという近未来SF設定はイメージしやすく、それによってディストピアと化した地球で、僅かな食料と荒れ狂う大気に晒されながら、人型ロボット”ジェフ”を製作し遙か西のサンフランシスコを目指していく。
なぜ西を目指すのか、そして本当の恐怖とは何かをしっかり作品に落とし込みながら、ジェフの成長していく様も描いていきます。
しっかり人間として登場するのはトム・ハンクス演じるフィンチのみながら、人間よりも人間のようなジェフとの掛け合いは秀逸。 途中から滑らかすぎる動きはまぁ置いておきましょうw
様々な役柄を演じてきたトム・ハンクスは、いつの間にか『キャスト・アウェイ』(2000)や『ターミナル』(2004)など”孤立x限定空間”の大御所となってしまいましたねw 素晴らしい演技力が光るのであれば何でもいいですがw
設定上あまり派手なシーンはないですが、誰もが知るポップミュージックが多く流れ、テンポ良く進むので飽きずに最後まで観れますし、個人的には設定からストーリー展開、雰囲気に至るまで好きな作品です。
評価
脚本
配役
演出
音楽
映像
IMDb 6.9 / 10
ROTTEN TOMATOS Tomatometer 74% Audience 67%
metacritic METASCORE 57 USER SCORE 6.9
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