Amazon Prime Videoから2024年6月20日に独占配信された「フェデラー 最後の12日間」の感想記事です。
オススメ度
あらすじ&予告編
伝説的なテニスプレーヤー、ロジャー・フェデラーの現役最後の瞬間を追う…
作品情報
原題:Federer: Twelve Final Days
製作国:アメリカ(2024年)
配給:Amazon Prime Video
監督:アシフ・カパディア、ジョー・サビア
本編:87分
出演:ロジャー・フェデラー、ラファエル・ナダル、ノバク・ジョコビッチほか
レビュー
男子テニスで元世界ランク1位のロジャー・フェデラーが引退した2022年9月のレーバーカップまでの現役最後の12日間を追ったドキュメンタリー映画。
もともとは”家族や友人に見せるため”の秘蔵映像であり、一般公開を目的としていなかった本作では、20年以上彼の人生を形作ってきたプロテニスに別れを告げる姿が描かれています。
個人としては物心ついた頃には既にスター選手であったフェデラーは、シャラポアと同様に青春の1ページに勝手に入り込むほどの著名人ですが、その後テニスに少し興味を持ってテレビなどで見るようになり、ファンになって久しく、遂に引退とは… なんか寂しい。
どの選手にも訪れる引退をドラマチック、かつ淡々とラスト12日間を描いてた本作は、ナダルやジョコビッチ、マレーに加えマッケンローやボルグまでもがその引退に華を添える素敵な作品に仕上がっています。
まさしく”史上最高”で紳士的かつ華麗で家族思いなレジェンドの引退発表から引退試合までを、ホームビデオから生まれた心満たされる感動的なドキュメンタリーに、この偉業はスポーツ史に永遠に残ると確信しました。
テニスファン、フェデラーファンなら間違いなく感動する作品だと思います。
評価
脚本
配役
演出
音楽
映像
IMDb 7.3 / 10
ROTTEN TOMATOS Tomatometer 56% Audience 81%
metacritic METASCORE 49 USER SCORE 7.8
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