ウォルト・ディズニー・ジャパンから2020年1月10日に劇場公開された「フォードvsフェラーリ」の感想記事です。
1960年代のスポーツカー耐久レースの世界で繰り広げられたフォード対フェラーリの覇権争いの実話を脚色した作品です。
第92回アカデミー賞で編集賞を受賞した作品でもあります。
オススメ度
あらすじ&予告編
カー・デザイナーとして活躍するキャロル・シェルビーのもとに、アメリカ最大の自動車メーカー、フォード・モーター社からオファーが届く。
それは、ル・マン24時間耐久レースの絶対王者に君臨していたイタリアのフェラーリ社に勝てる車を造ってほしいという、不可能とも思える内容だった。
さっそくシェルビーは凄腕のドライバーのケン・マイルズを口説き、レーシングカー、フォードGT40の改良とテストを重ねていくが…
作品情報
原題:Ford vs Ferrari
製作国:アメリカ(2019年)
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
監督:ジェームズ・マンゴールド
本編:153分
出演:マット・デイモン、クリスチャン・ベール、ジョン・バーンサル、カトリーナ・バルフ、トレイシー・レッツ、ジョシュ・ルーカス、ノア・ジュープ、レモ・ジローネ、レイ・マッキノン、JJ・フィールド、ジャック・マクマレン、ベンジャミン・リグビーほか
レビュー
1960年代のカーレースの世界を舞台に絶対王者のフェラーリを倒すために挑んだ2人の男を中心に描くアツい男たちのヒューマンドラマ。
マット・デイモンとクリスチャン・ベールのバディ感が堪らなく最高です。
タイトル通りフォードとフェラーリの対立ながら、2人を雇うフォードと重役の対立を軸にした厚みのあるストーリー展開を繰り広げます。
小ネタを挟みつつ、既存の企業に対しここまで悪辣に描くのは日本のような忖度に溢れる国ではまずないでしょうが、さすがアメリカw
運転席視点のスピード感のある映像は迫力満点で、60年代のディテールや社会風景も含め好きな人には堪らない作品であることは間違いないです。
実話に基づくが故にラストは悲しい終わりではありますが、車好きやアツい男の物語が好きな方にはオススメしたい作品です。
評価
脚本
配役
演出
音楽
映像
IMDb 8.1 / 10
ROTTEN TOMATOS Tomatometer 92% Audience 98%
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