東宝東和から2024年8月16日に劇場公開された「フォールガイ」の感想記事です。
賞金稼ぎを題材としたグレン・A・ラーソン脚本のアメリカンホームドラマ『俺たち賞金稼ぎ!!フォール・ガイ』(1981年-1986年)の映画化作品です。
オススメ度
あらすじ&予告編
大怪我を負い一線から退いていたスタントマンのコルトは、復帰作となるハリウッド映画の撮影現場で、監督を務める元恋人ジョディと再会する。
そんな中、長年にわたりコルトがスタントダブルを請け負ってきた因縁の主演俳優トム・ライダーが失踪。
ジョディとの復縁と一流スタントマンとしてのキャリア復活を狙うコルトはトムの行方を追うが、思わぬ事件に巻き込まれてしまう…
作品情報
原題:The Fall Guy
製作国:アメリカ(2024年)
配給:東宝東和
監督:デヴィッド・リーチ
本編:126分
出演:ライアン・ゴズリング、エミリー・ブラント、アーロン・テイラー=ジョンソン、ハンナ・ワディンガム、テリーサ・パーマー、ステファニー・スー、ウィンストン・デュークほか
レビュー
1980年代にシーズン5まで続いた米人気ドラマ「俺たち賞金稼ぎ!!フォール・ガイ」をリメイクした映画だそう。
ドラマ版は全く観たことはないが、シーズン5まで継続し、さらにはリメイクがされるだけの面白さは確かにある。
スタントマン出身のデビッド・リーチ監督のスタント愛が伝わってくるのはもちろん、127分の尺でストーリーをテンポよく語るドリュー・ピアースの脚本も良い。
何よりも80~90年代を代表する汗と火薬の匂いが充満したアクション映画の数々を彷彿させ、時代を支えた裏方に多大な敬意を払いつつアクションへ向けた熱いラブレターは、どんなにA級とは限らない作品でも、どれだけスタントチームが頑張っているか思い出させてくれる。
リスペクトが沸き上がる良作です。
評価
脚本
配役
演出
音楽
映像
IMDb 6.8 / 10
ROTTEN TOMATOS Tomatometer 82% Audience 84%
metacritic METASCORE 73 USER SCORE 6.8