松竹ODS事業室から2023年6月16日に劇場公開&Netflix全世界配信された「ブラッククローバー 魔法帝の剣」の感想記事です。
集英社「週刊少年ジャンプ」連載の人気コミックをアニメ化した「ブラッククローバー」の劇場版作品。
原作者である田畠裕基が総監修を手がけ、原作では明かされなかった「魔法帝」のエピソードをオリジナルストーリーで描いています。
オススメ度
あらすじ&予告編
魔法が全ての世界で、魔力を持たずに生まれた少年アスタ。
クローバー王国における魔道士の頂点「魔法帝」を目指して努力を続ける彼は、ライバルのユノと共に数々の強敵たちと戦ってきた。
ある日、封印されていた先代魔法帝コンラートと3人の歴代魔法帝が「帝剣」と共に復活し、クローバー王国の破壊に乗り出す。
最大の危機に陥った王国を守るべく、全魔法騎士団が総力を挙げて立ち向かう…
作品情報
製作国:日本(2023年)
配給:松竹ODS事業室
監督:種村綾隆
本編:113分
出演:梶原岳人、島﨑信長、諏訪部順一、優木かな、森川智之、関俊彦、大塚芳忠、沢城みゆき、高橋文哉、飯豊まりえ、福山潤、室元気、村瀬歩、日野聡、水樹奈々、安野希世乃、松田健一郎、髙橋未奈美、緑川光、斎賀みつき、佐倉綾音、小西克幸、鳥海浩輔、小野大輔ほか
レビュー
誰もが魔法を使える世界で、生まれつき魔法が使えない主人公という圧倒的なマイノリティ展開からスタートする原作に惹かれてハマったのがついこの間のようですが、徐々に反魔法がより強力な魔法みたいになりつつマンネリ化。
とあるシリーズのイマジンブレイカーで生じていた既視感に、筋肉でなんとかするというより突き抜けたマッシュルが連載されるなどなかなか苦境であるように感じます。
しかし、数多くのキャラクター性の光るブラッククローバーの劇場版だけに敵も強大に。
最初で最後レベルの強敵をぶつけたことは賞賛に値しますw ”元魔法帝”てw
そして圧倒的”画力”!!!!
ストーリーもすぐさまボス戦で勢いを無駄にしない。
あえて言うのであれば敵のバックボーンが薄いが故に、あまり引き込まれなかったところでしょうか。
勇者と魔王は紙一重というか、「俺はただ壊すだけだ この腐った世界を」的などこぞの晋助さん的な、パワハラ会議の無惨様と取るべきか、究極はそこになるのかな〜
戦闘シーンへの移行がスムーズでテンポも良く、みんなそれなりに活躍するし、映像クオリティの高さもあって飽きずに観られます。
初見は無理だと思いますが、ファン宛の嬉しいプレゼントですね。
評価
脚本
配役
演出
音楽
映像
IMDb 8.2 / 10
ROTTEN TOMATOS Tomatometer –% Audience 98%
コメント