Netflixから2023年5月26日に独占配信された「ブラッド・アンド・ゴールド」の感想記事です。
オススメ度
あらすじ&予告編
第二次世界大戦末期、隠された金塊を血眼になって探すナチス親衛隊を相手に、ドイツ軍脱走兵と若い女性が図らずも凄惨な戦いを繰り広げることに…
作品情報
原題:Blood & Gold
製作国:ドイツ(2023年)
配給:Netflix
監督:ペーター・トアヴァルト
本編:100分
出演:ロベルト・マーザー、マリー・ハッケ、アレクサンダー・シェーア、フロリアン・シュミッケ、ヨルディス・トリーベル、シュテファン・グロスマン、ジーモン・ルップ、ヨヘン・ニッケル、ペトラ・ツィーザー、ギーゼラ・アダーホルト、ステッフェン・ウィンク、クリスティアン・カールマンほか
レビュー
ドイツ発の本格骨太サスペンスアクション大作。
ドイツ軍脱走兵のハインリヒと勇敢な農婦エルザが、隠された金塊を狙うナチス親衛隊との危険な戦いに巻き込まれていく様を描く本作は、小気味良い音楽とサクサク人が死ぬテンポの良さが売りであるように感じられ、戦争をテーマとしながらも重くならずに観られる良作です。
ゴールデンカムイさながらの展開と、タランティーノ的な演出のオマージュも取り入れながら、戦時下にも関わらず現代風なアレンジも多く、戦争に抑圧されている人たちが立ち上がったり、時には立ち上がらなかったり風刺的な一面も印象的。
アメリカ軍の描き方が秀逸で別段好みですね〜
スピーディーかつアグレッシブなアクションに終始引っ張られて目が離せない展開に引き込まれますし、皮肉めいた演出が溢れていてウィットに富んでいる感じが好感触です。
そういった作品が好きな方にはハマる作品だと思いますし、最近のドイツ映画のクオリティの高さを感じると共に、オススメしたい作品であるように感じます。
評価
脚本
配役
演出
音楽
映像
IMDb 6.6 / 10
ROTTEN TOMATOS Tomatometer 67% Audience 85%
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