Disney+から2022年8月5日に独占配信された「プレデター ザ・プレイ」の感想記事です。
『プレデター』シリーズの第5弾となる作品です。
これまでのシリーズ作品の前日譚となり、プレデターの地球への最初の旅が描かれています。
オススメ度
あらすじ&予告編
ネイティブ・アメリカン最強の部族の女性ナルは、 荒野のハンターたちと共に育ち、自身も戦士であるが、彼女に目に見えぬ危機が迫る…
作品情報
原題:Prey
製作国:アメリカ(2022年)
配給:Disney+
監督:ダン・トラクテンバーグ
本編:99分
出演:アンバー・ミッドサンダー、デイン・ディリエグロ、ダコタ・ビーバース、スム – ステファニー・マティアス、ストーミー・キップ、CJ・コラードほか
レビュー
設定
300年前のアメリカに飛来したプレデターがネイティブ・アメリカンのヒロインと死闘を繰り広げます。
これまで近未来のL.A.に出現したり、エイリアンと対決させられたりと紆余曲折を経ながら堂々の原点回帰の最新作です。
光学迷彩、サーモセンサー、照準の3点ライトと武器の数々は同様のものもありますが、ヘルメットが簡易的な仮面型になっていることやなんとなく数世代前感を感じさせられる装備となっています。
南米のジャングルが舞台のアーノルド・シュワルツェネッガー主演の第1作目を彷彿とさせる広大な未開拓のアメリカの大地での戦闘は見応えがありますし、視覚効果も高く映像美が光ります。
巨大なクマとの戦闘シーンは、『レヴェナント:蘇りし者』(2015)を想起させてくれます。
終始一貫して「弱肉強食」や「食物連鎖」のような表現がなされていて、タイトルであるPrey(獲物)からも、狩る側と狩られる側をネイティブ・アメリカンとプレデター、加えてスペイン人まで含めて上手く表現されていました。
アクションはもちろんこういった設定にこだわったプレデターシリーズは初めてで非常に感慨深くもあり、素晴らしいと感じました。
エンドロール
壁画のような描写で本作のストーリーを振り返るエンドロールが流れますが、ラストに複数の戦艦が迫ってきていたのが次回作を案じているのではないかと想像に容易いですが、本作を含めプレデターシリーズのファンですので非常に楽しみですね〜
脚本
配役
演出
音楽
映像
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