渋谷プロダクションから2021年7月30日に劇場公開された「ベイビーわるきゅーれ」の感想記事です。
オススメ度
あらすじ&予告編
高校卒業を目前に控えた女子高生殺し屋2人組のちさととまひろ。
組織に委託された人殺し以外、何もしてこなかった彼女たちは、高校を卒業したらオモテの顔として社会人をしなければならない現実を前に、途方に暮れていた。 2人は組織からルームシェアを命じられ、コミュ障のまひろは、バイトもそつなくこなすちさとに嫉妬し、2人の仲も徐々に険悪となっていった。
殺し屋の仕事は相変わらず忙しく、ヤクザから恨みを買ったことから面倒なことに巻き込まれてしまい…
作品情報
製作国:日本(2021年)
配給:渋谷プロダクション
監督・脚本:阪元裕吾
本編:95分
出演:髙石あかり、伊澤彩織ほか
レビュー
社会不適合者な殺し屋の少女たちが繰り出すバイオレンスアクション青春作品。
なんとなく名前で決めて鑑賞するも、冒頭から繰り出される緩い空気感とキレッキレのアクションに引き込まれます。 面食らった…
『ジョン・ウィック:コンセクエンス』を観たばかりのアクションに肥えた目で観ても見応えがあります。
ジョン・ウィックからレベルを大分下げた馬鹿さとユルさが共存する世界観で、日常あるあるを散りばめながら何気ないことで大笑いするティーンのテンションとバイオレンスのギャップが抜群です。
スタントマンとしても活躍する伊澤彩織と、舞台版鬼滅の刃の禰豆子こと高石あかりの脱力感ある掛け合いが絶妙なことに加え、伊澤彩織の身体能力とスキルによるアクションが体重差や体格差を上回るリアリティあるアクションシーンは、昨今の派手さを前面に押し出すかっ飛ばしアクション映画のクオリティを凌駕しているように感じます。
アクション好きには是非、毛嫌いせずに1度観てほしい。 そんな作品です。
評価
脚本
配役
演出
音楽
映像
IMDb 6.3 / 10
ROTTEN TOMATOS Tomatometer 100% Audience 92%
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