ウォルト・ディズニー・スタジオ・モーション・ピクチャーズから2023年9月1日に劇場公開された「ホーンテッドマンション」の感想記事です。
ウォルト・ディズニーのテーマパークのアトラクション「ホーンテッドマンション」の2度目の実写映画化作品です。
オススメ度
あらすじ&予告編
医師でシングルマザーのギャビーは、ニューオーリンズの奥地に建つ不気味な洋館「ホーンテッドマンション」を破格の条件で手に入れ、9歳の息子のトラヴィスとともに引っ越してくる。 しかし、一見すると豪華なこの新たなマイホームで、2人は想像を絶する怪奇現象に何度も遭遇する。
そんな親子を救うため、超常現象専門家のベンを筆頭に、神父のケント、霊媒師のハリエット、歴史学者のブルースという個性的でクセの強いエキスパートたちが集結し、館の謎を解き明かそうとするが…
作品情報
原題:Haunted Mansion
製作国:アメリカ(2023年)
配給:ウォルト・ディズニー・スタジオ・モーション・ピクチャーズ
監督:ジャスティン・シミエン
本編:122分
出演:ラキース・スタンフィールド、ティファニー・ハディッシュ、オーウェン・ウィルソン、ダニー・デヴィート、ロザリオ・ドーソン、ダン・レヴィ、ジェイミー・リー・カーティス、ジャレッド・レトほか
レビュー
ウォルト・ディズニーのテーマパークのアトラクションでお馴染み「ホーンテッドマンション」の2度目の実写映画化作品は、エディ・マーフィ主演の前作ほどのエンタメ性はなくとも、ディズニー精神がここぞとばかりに振り撒かれ、かつ家族愛をテーマにした良作であることは間違い無いでしょう。
ストーリー自体はオーソドックスで斬新な展開もなく、サスペンスやスリラーも希薄であることは否めないながらも、黒人男性とニューオーリンズとアメリカ開拓時代の亡霊など奴隷の歴史的要素を練り込んだ本作はディズニーが描きたかったホーンテッドマンションを体現しているようで好感が持てます。
また、ホラーやアドベンチャーに重きを置いた前作と違い、愛する妻を亡くした男の悲しい物語としたのも良く、大人が観ても良い作品であるように感じます。
要所で泣かせられそうになりました。
Disney+の独占配信の影響も受け、下火になっているディズニー映画ですが、個々で観ると良作が多く、観客の映画館離れと作品の良し悪しは比例しないものだなぁとつくづく思わされます。
評価
脚本
配役
演出
音楽
映像
IMDb 7.1 / 10
ROTTEN TOMATOS Tomatometer 57% Audience 52%
metacritic METASCORE 61 USER SCORE 7.0
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