Disney+から2021年12月29日に独占配信された「ボバ・フェット / The Book of Boba Fett」の感想記事です。
『スター・ウォーズ』フランチャイズの一編であり、『マンダロリアン』のスピンオフでもある作品です。
オススメ度
あらすじ&予告編
ボバ・フェットとフェネック・シャンドはかつてジャバ・ザ・ハットが支配していた領域を乗っ取り、銀河の裏社会で名を馳せようとする…
作品情報
製作国:アメリカ(2021年)
配給:Disney+
製作総指揮:ジョン・ファヴロー、デイブ・フィローニ、ロバート・ロドリゲス、キャスリーン・ケネディ
本編:全7話
出演:テムエラ・モリソン、ミンナ・ウェン、ペドロ・パスカルほか
レビュー
『マンダロリアン』シーズン2の最後でジャバ・ザ・ハットの宮殿を乗っ取ったボバ・フェットが、モス・エスパの新たな“大名”として切り盛りしていくストーリーと、映画シリーズ直後からどうやって復活したかを描いた2つのストーリーを軸に展開し、それと同時にマンダロリアンのシーズン2.5のような位置付けとなった作品です。
『スターウォーズ エピソード6 / ジェダイの帰還』(1983)でサルラックの巣に落ちたボバ・フェットがどうやって生き延びたのかを、しっかりと描いてくれたのはファン冥利に尽きますよね〜
ダークセイバーやスターファイターなどマンダロリアンの小ネタも最高です。
物語の大部分の舞台となる惑星タトゥイーンの原住民であるタスケンによって捕らえられたボバが、結果として仲間に迎え入れられることにより冷酷残忍な賞金稼ぎから“人”に戻っていき、それを機に一匹狼から仲間を大切に、さらには市民を守るモス・エスパの“大名”へとなっていくという、それだけでも面白いストーリー展開にマンダロリアン シーズン2のその後がリンクし、西部劇調のストーリーは後半かけて大盛り上がりとなっていきます。
個人的にはキャド・ベインやクルルサンタンが待望の実写映像化されたことが何よりも嬉しい瞬間でしたw
体感としてはあっという間の7話で、冒頭に述べたようにボバ・フェットと言うよりはマンダロリアンのシーズン2.5的な位置付けの作品になってしまっていたため、マンダロリアンが見れて嬉しい反面でボバ・フェットとその周りをもっと掘り下げて欲しいと思ってしまうところもあります。
もっと観たいと思うこと自体がディズニーの甘い罠にハマってしまっているのかもしれませんがw
スター・ウォーズ シリーズにハズレなし。
見ないと勿体無いドラマシリーズはこれからも期待ですね〜
評価
脚本
配役
演出
音楽
映像
IMDb 7.3 / 10
ROTTEN TOMATOS Tomatometer 66% Audience 56%
metacritic METASCORE 59 USER SCORE 5.4
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