ソニー・ピクチャーズ リリーシングから2024年2月23日に劇場公開された「マダム・ウェブ」の感想記事です。
マーベル映画初の本格的なサスペンス&ミステリー作品で「ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース」(SSU)の第4作目。
オススメ度
あらすじ&予告編
2003年のニューヨーク。
救命士として働くカサンドラ・ウェブは、謎の男に追われている3人の少女とともに生き残ろうとしながら、自分の過去とも対峙することとなる…
作品情報
原題:Madame Web
製作国:アメリカ(2024年)
配給:ソニー・ピクチャーズ リリーシング
監督:S・J・クラークソン
本編:116分
出演:ダコタ・ジョンソン、シドニー・スウィーニー、セレステ・オコナー、イザベラ・メルセード、タハール・ラヒムほか
レビュー
原作コミックでは、“未来予知“の能力でスパイダーマンを救う重要なキャラクターとして描かれ、知性を武器とすることで、ほかのヒーローとは異なる存在として注目を浴びてきたマダム・ウェブ。
そんなマダム・ウェブ誕生をマーベル初の本格ミステリー・サスペンスとして描いたという本作は、伏線回収と未来予測が織りなす極上のエンタメ作品に!!
元々のスパイダーマン知識が勝手にサスペンス味を上積みしてくれるし、飽きさせない脚本とほとんど売れてないキャストを起用したのも好感が持てます。 ベン叔父にハラハラさせられたけど何も怒らなかったw
マダム・ウェブも少女たち3人が今後どんなキャラになるのかも何も知らなくても間違いなく楽しめますし、マーベルの知識もいらない独立した作品として成立しているのも好印象ですね。
アクションが物凄いわけではなし、ストーリーも続いていく感じはしない。 エンドクレジットが無かったのでもしかしたらクロスオーバーもしないかもしれないが、一味違ったエンタメ作品としては続編に興味はありますね。
ただコスチュームはダサいw 他マーベル作品くらいのアップデートは欲しいところですw
マーベル、そしてソニーズ・スパイダーマン・ユニバースの中ではかなりテイストが変わっている感じもあるし、スーパーヒーロー疲れが溜まれを解消する良作のエンタメ作品だと思います。
評価
脚本
配役
演出
音楽
映像
IMDb 4.0 / 10
ROTTEN TOMATOS Tomatometer 11% Audience 56%
metacritic METASCORE 26 USER SCORE 2.8