Amazon Prime Videoから2022年7月29日に独占配信された「ムーンフォール」の感想記事です。
「インデペンデンス・デイ」「デイ・アフター・トゥモロー」などのパニックアクション大作で知られるローランド・エメリッヒ監督が、月と地球の衝突という危機に立ち向かう人類の姿を描いたディザスタームービーです。
オススメ度
あらすじ&予告編
宇宙飛行士のブライアンは2011年、人工衛星の修理中に何かに襲われ仲間を1人失うが、NASAはこれを否定し、人為的ミスとなり処罰される。
10年後、これまで公転していた月が謎のガス噴射に伴い軌道を変える…
作品情報
原題:Moonfall
製作国:アメリカ(2022年)
配給:Amazon Prime Video
監督:ローランド・エメリッヒ
本編:131分
出演:ハル・ベリー、パトリック・ウィルソン、ジョン・ブラッドリー、マイケル・ペーニャ、チャーリー・プラマー、ケリー・ユー、ドナルド・サザーランドほか
レビュー
ストーリー
ローランド・エメリッヒ監督の作品といえば、「インデペンデンス・デイ」「デイ・アフター・トゥモロー」と、タイプの違う作品が真っ先に思い浮かびますが、本作は2タイプの融合バージョンになっていました。
人類滅亡につながりかねない天変地異を描くディザスタームービーであり、地球を危機に陥れる未知の存在との戦いを描くサイエンス・フィクションでもある。
さすがローランド・エメリッヒと言わざるを得ない後半へ向けての観客の置いてきぼり感ですw
設定
月空洞説からの高度文明への着想は流石の構成となっています。
「劇場版 機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer-」を彷彿とさせる知的金属生命体は…1番出したらあかんやつ… 自爆でしか殺せんやーんと思って観ていました。 めちゃくちゃ強いんですけどね。
ただ、終盤までこの設定が判明しないため謎が謎を呼ぶと共に、ディザスターと相まってテンポ良く進むので、よく練られているなぁ〜と舌を巻いてしまいます。
インパクトある描写
どことなく観たことのあるシーンが多い作品ではあるものの、やはりインパクトを残したのは月が接近したことによる引力で重力がおかしくなった状況でのカーチェイスではないでしょうか。
SF好きにはたまらない月の中枢への降下や大津波が迫る中でのロケット発射なども楽しみ所ですよね〜
様々な要素を織り込むことで飽きさせない構成になっていますし、ディザスタームービーながらハッピーエンドに上手くまとまっていて面白かったです。
何も考えずに観られるので、是非エメリッヒ監督には横道に逸れずこういう映画の路線で今後も走っていって欲しいですね〜
脚本
配役
演出
音楽
映像
コメント