ウォルト・ディズニー・ジャパンから2021年3月5日に劇場公開&Disney+にて独占配信された「ラーヤと龍の王国」の感想記事です。
ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオとしては1937年公開の『白雪姫』から数えて59作目となる長編映画作品です。
第94回アカデミー賞にて長編アニメーション作品賞にノミネートされました。
オススメ度
あらすじ&予告編
遠い昔、聖なる龍たちに守られていた王国に邪悪な魔物が襲いかかり、龍たちは自らを犠牲に王国を守った。
それから500年が経ち、王国に再び魔物が現れる。
聖なる龍の力が宿るという“龍の石”の守護者一族の娘ラーヤは、王国に平和を取り戻そうと、“最後の龍”の力を復活させるための冒険の旅に出る…
作品情報
原題:Raya and the Last Dragon
製作国:アメリカ(2021年)
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
監督:ドン・ホール、カルロス・ロペス・エストラーダ
本編:108分
出演:ケリー・マリー・トラン、オークワフィナ、アイザック・ワン、ジェンマ・チャン、ダニエル・ディ・キム、ベネディクト・ウォンほか
レビュー
ディズニー・アニメーション初の「東南アジア」をモデルとした国際色豊かな作品。
いわゆる正統派と言って良いであろうストーリーで、歌や踊りで盛り上げることもなく世界観で勝負しているところは好感が持てます。
様々な出会いから魅了的なキャラクターが絡み合い、後半に向けて加速する展開はテンポ良く飽きさせません。
プリンセスと一括りにして良いのかわからないですが、恋愛要素を完全に廃すことで新たな方向性を模索しているようにも感じられますし、これからのコンセプトへの期待も持てるところです。
ディズニー作品としては重みのある「信頼」というテーマをしっかり膨らまし、子供は素直に楽しめて大人は少し先が読める展開ながら納得のいくクオリティとなっています。
評価
脚本
配役
演出
音楽
映像
IMDb 7.3 / 10
ROTTEN TOMATOS Tomatometer 94% Audience 97%
metacritic METASCORE 74 USER SCORE 6.9
コメント