ソニー・ピクチャーズ リリーシングから2021年12月3日に劇場公開された「ヴェノム : レット・ゼア・ビー・カーネイジ」の感想記事です。
『ヴェノム』(2018年)の続編であり、「ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース」(SSU)の2作目となる作品です。
オススメ度
あらすじ&予告編
未解決事件を追うエディは、刑務所に収監中の死刑囚クレタス・キャサディと再会する。
猟奇殺人を繰り返し、死刑執行が迫るクレタスは突然エディの腕に噛みつき、彼の血液が普通の人間とは違うことに気づく…
作品情報
原題:Venom: Let There Be Carnage
製作国:アメリカ(2021年)
配給:ソニー・ピクチャーズ リリーシング
監督:アンディ・サーキス
本編:97分
出演:トム・ハーディ、ミシェル・ウィリアムズ、ナオミ・ハリス、リード・スコット、スティーヴン・グレアム、ウディ・ハレルソンほか
レビュー
安定のエディとヴェノムのコンビによるバディムービーならぬ二人羽織ムービー
未解決事件を追いかける記者と地球外生命体シンビオートのコンビは、食欲制限を強いられ不満を抱えるヴェノムとそれなりに楽しげな共同生活を送っているスタートから始まります。
ウッディ・ハレルソン演じるシリアルキラーのクレタスがエディに噛みつきヴェノムを取り込むことで「カーネイジ」へと覚醒し、さらに恋人のナオミ・ハリスも加わり、ボニーとクライドさながらにバックボーンに縁のある研究施設などを破壊する大立ち回りをしていきます。
ヴィランを丁寧に描く脚本に感心ですね〜
前作でも出ていたエディの元恋人アンとそのパートナーの緩い三角関係など、ベースとなる設定を残すことで基盤をしっかりした上でのヴィランの暴走とコンビの関係、アクションとコメディが折り重なり非常にテンポ良く進みあっという間の100分弱に感じられます。
トム・ハーディの演技が本当に大好きなので、評価も少し高くなってしまいますが、モンスターバトルは圧巻です。
SSU(ソニー・スパイダーマン・ユニバース)
本作のエンドロール中にトム・ホランドのスパイダーマンとのクロスオーバーが確定しました。
「スパイダーマン / ノー・ウェイ・ホーム」、「モービウス」とのリンクが噂されています。
人を喰うこと以外は可愛らしさすら感じてしまう今シリーズのヴェノムが、本来スパイダーマンの敵であるはずのヴェノムとどう結びついていくのか予想が出来ませんが、これからどうなっていくのか非常に楽しみですよね〜
脚本
配役
演出
音楽
映像
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