劇場版「鬼滅の刃」無限列車編

東宝 / アニプレックスから2020年10月16日に劇場公開された「劇場版「鬼滅の刃」無限列車編」の感想記事です。

「週刊少年ジャンプ」で2016~20年に連載され、単行本1~22巻の累計発行部数が1億部を突破する吾峠呼世晴の大ヒット漫画をアニメ化した「鬼滅の刃」の劇場版作品です。

日本国内で404.3億円の興行収入を記録し、『千と千尋の神隠し』の316.8億円を抜いて日本歴代興行収入第1位を記録。 また全世界の興行収入は5億1000万ドルを記録し、2020年の年間興行収入世界第1位を記録しています。

第44回日本アカデミー賞では、アニメーション作品賞と音楽賞(梶浦由記、椎名豪)で最優秀賞を受賞しています。

オススメ度5.0

あらすじ&予告編

蝶屋敷での修業を終えた炭治郎たちは、短期間のうちに40人以上もの人が行方不明になっているという無限列車に到着する。

炭治郎、禰豆子、善逸、伊之助は、鬼殺隊最強の剣士の1人、煉獄杏寿郎と合流し、無限列車の中で鬼と立ち向かう…

作品情報

製作国:日本(2022年)

配給:東宝 / アニプレックス

監督:外崎春雄

本編:117分

出演:花江夏樹、鬼頭明里、下野紘、松岡禎丞、日野聡、平川大輔、石田彰ほか

レビュー

2019年4月から9月に放送されたテレビアニメ版の続編として、原作コミックスの第7巻および第8巻に収録されている無限列車での戦いを描かれたストーリー。

不覚にも原作のこの部分はそこまで心に刺さらず読み返しもしていなかったまま鑑賞してしまい、初見くらいの気持ちで観ることとなったのは良かったのか悪かったのか…

兎にも角にも感無量極まる内容で、過去最高の興行収入だったり、アカデミー賞受賞も頷けるクオリティに仕上がっていたのは間違いありません。

アニメ版でも映像美が際立って素晴らしいが、劇場版はさらに上へ。

映画化するに相応しい内容と音楽も完璧。 文句のつけどころがないとはこのことでしょう。

今までレビューするかすら迷うほどの誰もが観た作品ではありますが、改めて見返すことで書かずにはいられない、記録に残したいという気持ちが勝ちました。

子供から大人まで夢中にさせた原作を、最高のクオリティで映像化させた製作各所に賛辞を申し上げます。

映像化としては「無限列車編」「遊郭編」に続き、「刀鍛冶の里編」が間も無く全国フジテレビ系にて放送予定。 最終章まで非常に楽しみなシリーズのひとつとして待ちきれないですね〜

評価

脚本5.0

配役5.0

演出5.0

音楽5.0

映像5.0

 IMDb 8.2 / 10

ROTTEN TOMATOS Tomatometer 98% Audience 99%

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