劇場版 夏目友人帳 ~うつせみに結ぶ~

アニプレックスから2018年9月29日に劇場公開された「劇場版 夏目友人帳 ~うつせみに結ぶ~」の感想記事です。

緑川ゆきによる同名漫画を原作としたアニメシリーズの劇場版。

オススメ度3.5



あらすじ&予告編

人と妖の間で忙しい毎日を送る夏目は、偶然昔の同級生・結城と再会したことで、妖にまつわる苦い記憶を思い出す。

そんな頃、夏目は、名前を返した妖の記憶に出てきた女性・津村容莉枝と知り合う。  レイコのことを知る彼女は、いまは一人息子の椋雄とともに穏やかに暮らしていた。 彼らとの交流に心が和む夏目。 だが、親子の住む町には謎の妖が潜んでいるらしかった。
そのことを調べに行った帰り、ニャンコ先生の体についてきた”妖の種”が、藤原家の庭先で、一夜のうちに木となって実をつける。

どことなく自分に似た形のその実を食べてしまったニャンコ先生が、 なんと3つに分裂してしまう…




作品情報

製作国:日本(2018年)

配給:アニプレックス

監督:大森貴弘、伊藤秀樹

本編:104分

出演:神谷浩史、井上和彦、小林沙苗、村瀬歩、伊藤美紀、伊藤栄次、堀江一眞、佐藤利奈、石田彰、島本須美、高良健吾ほか



レビュー

心に響く愛おしい物語が遂に劇場版へ!

アニメシリーズから原作へ手を伸ばし、その美しい世界観と人のつながりを堪能している身としては感極まるものですね。

他のアニメーション、ましてや映画とは一線を画す独特の感性。 全てが耳触り良く、落ち着いた空気感がまったりと包み込んでくれる。  言いたくないがエモい。

人間性をはじめ、いつも考えさせられるストーリー展開と、一味違った妖の存在感は魅力さを増しているように感じますし、大人が感動させられながら子供に見せたいとすら思う素晴らしい仕上がりを劇場版も保っています。

それにしても、にゃんこ先生3匹可愛すぎたw



評価

脚本4.0

配役4.0

演出3.0

音楽3.5

映像3.0



IMDb 7.1 / 10