底知れぬ愛の闇

Prime Video
引用元:Amazon prime Video

Amazon Prime Videoから2022年3月18日に独占配信された「底知れぬ愛の闇」の感想記事です。

1957年発表のパトリシア・ハイスミスによる同名の小説(邦訳『水の墓碑銘』)を原作とした映画化作品です。

監督は2002年の映画『運命の女』以来20年ぶりにメガホンを取ったエイドリアン・ラインが務めています。

オススメ度3.2

あらすじ&予告編

アメリカのニューオーリンズに暮らす裕福なヴァン・アレン夫妻。

その結婚生活は美しい妻の奔放な行動によって嫉妬や疑念が渦巻き、崩壊しつつあった。

二人の間でさまざまな心理的駆け引きが繰り広げられる中、メリンダの不倫相手が失踪したことで、事態は急展開を迎える…

作品情報

原題:Deep Water

製作国:アメリカ(2022年)

配給:Amazon Prime Video

監督:エイドリアン・ライン

本編:116分

出演:ベン・アフレック、アナ・デ・アルマス、トレイシー・レッツ、レイチェル・ブランチャード、ダッシュ・ミホク、リル・レル・ハウリー、ジェイコブ・エローディ、フィン・ウィットロック、クリステン・コノリーほか

レビュー

アナ・デ・アルマスの美貌に勝てる男はいないでしょう。

文字通り奔放さを極める彼女に不快感を抱かずにはいられないですが、何故か観続けずにはいられない不思議な魅力があります。

対するベン・アフレックも心の闇を感じさせない演技なのか不発なのかはわかりませんが、淡々と不倫相手を殺していくサイコパスながら準備も甘く行き当たりばったりなのが現実味をなくしています。

歪んだ愛情表現と言ってしまえばそれまでですが、周囲に影響を及ぼし獲得した夫婦円満が今後どのようになっていくのか若干の興味はあれど、本編としては中身が薄く感じてしまう感じはあります。

歌のシーン含め可愛らしい子役が演じていましたが、この親で真っ当な子供に育ってくれるか不安になりますね〜笑

ただただアナ・デ・アルマスが可愛い、脱いでるといった情報に負けてしまいそうな作品でもありますし、若いカップルで観る映画ではないことは間違いないでしょう。

評価

脚本2.5

配役4.0

演出3.0

音楽3.5

映像3.0

IMDb 5.4 / 10

ROTTEN TOMATOS Tomatometer 36% Audience 23%

metacritic METASCORE 53 USER SCORE 4.3

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