20世紀フォックスから2014年9月19日に劇場公開された「猿の惑星:新世紀」の感想記事です。
「猿の惑星」の前日譚として往年の人気SFシリーズをリブートしたシリーズ第1作「猿の惑星:創世記(ジェネシス)」(2011)の続編作品です。
オススメ度
あらすじ&予告編
猿のシーザーが天性のリーダーシップを用いて仲間を率い、人類への反乱を起こしてから10年。
勢力を拡大し、手話や言語を操るようになった猿たちは、森の奥深くに文明的なコロニーを築いていた。 一方の人類は、わずかな生存者たちが荒廃した都市の一角で息をひそめて日々を過ごしていた。
そんなある日、資源を求めた人間たちが猿たちのテリトリーを侵食したことから、一触即発の事態が発生。 シーザーと、人間たちの中でも穏健派のグループを率いるマルコムは、和解の道を模索するが、彼らの思惑をよそに、猿たちと人間たちとの対立と憎悪は日に日に増大し、やがてシーザーは生き残るための重大な決断を迫られる…
作品情報
原題:Dawn of the Planet of the Apes
製作国:アメリカ(2014年)
配給:20世紀フォックス
監督:マット・リーブス
本編:131分
出演:アンディ・サーキス、ジェイソン・クラーク、ゲイリー・オールドマン、ケリー・ラッセル、トビー・ケベル、ジュディ・グリア、コディ・スミット=マクフィーほか
レビュー
猿インフルエンザのパンデミックにより人類の大半が命を落とした世界を描く、シーザー三部作の第二弾。
まるで人間同士の諍いを見ているかのような一部の強硬派が生み出す軋轢は、どこかリアリティが感じられる内容となっているように感じられます。
セリフがイマイチ聞き取りにくい上に、暗いシーンが多くて猿の見分けがつきにくいのが残念ではありますが、相変わらずクオリティの高い映像に音響も良し。
シーザーはますます人間味を帯びているなぁと表現力の高さに感服させられます。
ただ、前作が良過ぎただけに、比較するとやや劣る感じは否めないですかね〜
評価
脚本
配役
演出
音楽
映像
IMDb 7.6 / 10
ROTTEN TOMATOS Tomatometer 91% Audience 88%
metacritic METASCORE 79 USER SCORE 8.2