WOWOW「連続ドラマW」から2020年4月18日に独占配信された「鉄の骨」の感想記事です。
第31回吉川英治文学新人賞受賞作である池井戸潤の同名小説のドラマ化作品です。
オススメ度
あらすじ&予告編
中堅ゼネコン・一松組に入社して4年目の富島平太はある日突然、業務課への異動を命じられる。
大学の建築学科を卒業し、入社以来現場を担当してきた平太にとって、営業を担当する業務課は正に畑違いの部署だった…
作品情報
製作国:日本(2020年)
配給:WOWOW
監督:鈴木浩介、北野隆
本編:全5話
出演:神木隆之介、中村獅童、土屋太鳳、小雪、柴田恭兵、向井理、石丸幹二、内野聖陽、皆川猿時、宮川一朗太、木下ほうか、長谷川朝晴、橋本良亮(A.B.C-Z)、小手伸也、利重剛、六角精児、宮崎美子、西岡德馬ほか
レビュー
欲望やしがらみがないまぜになった談合の世界で、若手社員が自らの理想と会社員としての使命の狭間で葛藤する姿を描いた作品。
池井戸原作らしくエンタメ要素も少なからず飽きないが、イマイチ盛り上がりに欠けるのはテーマの難しさだろうか。
それでも神木隆之介や内野聖陽をはじめキャストは演技達者であるのは間違いなくて、彼らなしにはここまで引き込まれなかったでしょう。
特に”調整”を担うフィクサーを演じた柴田恭兵が良かった…
世に蔓延っている必要悪と言えばそれまでだが、建設業界にしろ政治にしろメディアにしろ腐った体制を一度破壊する必要は絶対あると思わせられますね〜
それにしてもプロットが出来過ぎている感じがしてならない。
王道と思ってしまう内容になってしまったのは受け止め方なのかもしれないが残念です。
恋愛要素とか必要を感じなかったし…
評価
脚本
配役
演出
音楽
映像