Netflixから2024年12月20日に独占配信された「6888郵便大隊」の感想記事です。
オススメ度
あらすじ&予告編
第二次世界大戦中、特命を受けたチャリティー・アダムズ大尉は有色人種女性で構成された陸軍部隊を率いて任務に挑む…
作品情報
原題:The Six Triple Eight
製作国:アメリカ(2024年)
配給:Netflix
監督:タイラー・ペリー
本編:129分
出演:ケリー・ワシントン、エボニー・オブシディアン、ミラウナ・ジャクソン、カイリー・ジェファーソン、オースティン・ニコルズ、グレッグ・サルキン、ベン・ヴァンダーメイほか
レビュー
第二次世界大戦中の女性有色人種で編成された陸軍部隊を描いた作品。
控えめに言って最高です。 配信とはいえもう少し話題になっても良いレベルの作品であるように感じます。
もちろん6888郵便大隊については初見ですが、黒人が不当な扱いに耐え周りを見返していくタイプの作品はどれも爽快感に似た感情を与えてくれるような気がします。
「実話と生存者の証言に基づく物語」というテロップ通りであれば、レイシスト中将は実在するのか… この手の作品にはもれなくセットでついてくるこの手の人間。 そして今も根深く存在しているであろうこともリアリティとして受け取れる年齢になったとは私も歳をとったものですw
毅然とした態度を貫くケリー・ワシントン演じるアダムズ大尉がかっこよすぎて、まさに理想の上司像。 そして現代にてやっと功績を称えられる、もちろん遅いのだがそれでも間に合って良かったです。 そうエンドロールを観て思わせてくれます。
各人がそれぞれ質の高い演技で盛り立てると共にキャラ立ちが抜群で、それぞれに感情移入させてくれます。
また、戦争アクションかと見間違うほどの大規模戦闘シーンや戦闘機が墜落、爆風で吹っ飛ぶ兵士と余年ない映像クオリティは、流石Netflixと言わざるを得ないですね~
史実自体にも感動するが、本筋以外にも見所多数でカットする場所が見当たらないくらいに引き込んでくれる良作です。
評価
脚本
配役
演出
音楽
映像
IMDb 6.7 / 10
ROTTEN TOMATOS Tomatometer 53% Audience 72%
metacritic METASCORE 51 USER SCORE 4.1