東和ピクチャーズから2016年11月11日に劇場公開された「ジャック・リーチャー NEVER GO BACK」の感想記事です。
リー・チャイルド原作の小説「ジャック・リーチャー」シリーズを実写映画化したサスペンスアクション「アウトロー」(2012)の続編。
オススメ度
あらすじ&予告編
元アメリカ軍のエリート秘密捜査官ジャック・リーチャーは、現在はたったひとりで街から街へと放浪の旅を続けている。
ある日、ケンカ騒ぎの末に保安官に連行されそうになったリーチャーは、この騒動が何者かによって仕組まれたものだと気づく。 元同僚のターナー少佐に会うため軍を訪れると、ターナーはスパイ容疑をかけられ逮捕されていた。
ターナーを救い出したリーチャーは、軍内部に不審な動きがあることを知り、真相を探り出そうとするが…
作品情報
原題:Jack Reacher: Never Go Back
製作国:アメリカ(2016年)
配給:東和ピクチャーズ
監督:エドワード・ズウィック
本編:118分
出演:トム・クルーズ、コビー・スマルダース、ダニカ・ヤロシュ、ロバート・ネッパーほか
レビュー
前作『アウトロー』(2012)は原題がJack Reacherなのだが、日本の関係各位はコケる、もしくはシリーズ続編が続かないと浅はかな考えをしたのだろうか。
トム・クルーズほどその名前で観客を呼べる俳優はいないように感じるが…
それはさておき、「ミッション:インポッシブル」シリーズで築き上げてきた”ノープラン”x”ドジっぷり”(x女に甘い)を、毎回集大成を更新させるビッグチャレンジコンテスト化はもう路線変更は不可能。
対人アクションへの方向転換を本シリーズで行っているようにも感じるのは私だけでは無いはず。
勧善懲悪に徹するキャラクターとトム・クルーズとの相性も素晴らしく、微妙な距離感を崩さないヒロイン、巻き込まれた少女との疑似家族的関係、さらにはその構図をはじめとしたチームワークやキャラ作りがハマっています。
「ミッション:インポッシブル」シリーズのスタントマンチームを引き連れたスタントは言わずもがなですよねw
カッコいいんだけど面白いトム・クルーズのアクションは、この方向性でも凄まじいです。
一話完結モノのハードボイルド小説として人気を集めてきた本シリーズを取り込んだのは素晴らしく、原作で9作目に当たる前作と18作目の本作。 まだまだシリーズとしては繋げていけるので楽しみでしかありませんw
評価
脚本
配役
演出
音楽
映像
IMDb 6.1 / 10
ROTTEN TOMATOS Tomatometer 38% Audience 42%
metacritic METASCORE 47 USER SCORE 5.7
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