推定無罪

Apple TV+
引用元:Apple TV+

Apple TV+から2024年6月12日に独占配信された「推定無罪」の感想記事です。

ハリソン・フォード主演で映画化されたベストセラー小説「推定無罪」のドラマシリーズです。

オススメ度4.2



あらすじ&予告編

ニューヨーク、ロサンゼルスに続く大都市シカゴで、検察局の首席検事補として法廷に立ち、犯罪者たちの罪を追求し正義を守ってきたラスティ・サビッチ。

ある日、同僚の女性が殺害される事件が起こったことで、すべてが順調に見えた彼の人生が狂い始める…



作品情報

原題:Presumed Innocent

製作国:アメリカ(2024年)

配給:Apple TV+

監督:アンネ・セウィツキー、グレッグ・ヤイタネス

制作:デビッド・E・ケリー、J・J・エイブラムス、ダスティン・トマソン、シャール・ホワイト、アンネ・セウィツキー、グレッグ・ヤイタネス、ジェイク・ギレンホール

本編:全8話

出演:ジェイク・ギレンホール、ルース・ネッガ、ビル・キャンプ、エリザベス・マーヴェル、ピーター・サースガード、O・T・ファグベンル、レナーテ・ラインスヴェほか



レビュー

ハリソン・フォード主演で映画化もされたニューヨーク・タイムズのベストセラー同名小説を原作とした法廷サスペンスを、ジェイク・ギレンホールが主演・製作総指揮を務めドラマシリーズ化した本作。

8話がそれぞれ毎回緊迫感があり、少しずつ追い詰められていくラスティがどうなっていくのか、検事として犯人を追い詰めていく立場から容疑者となっていく姿を巧妙に描いています。

ジェイク・ギレンホールの圧倒的な演技力が際立っていて、飽きるどころかどんどん引き込まれた感じがあります。

後半は法廷でのカットが多くなるが、なんとも言えない不穏な感じがまた良い感じw

もはや無罪でも有罪でも家族をはじめとした人間関係がどうかと言われるとなんとも言えないが、最後まで緊張感を切らせない良作です。

強いて言うのであれば、心理描写が巧みで共感できるところが多々あるにも関わらず、結末は個人的に予想の斜め下だったこと。

ただ、それを踏まえても良いラストではあったのだが。

“Apple TV+史上最も試聴されたドラマ”と言うのは伊達じゃない力作と言って良いでしょう。



評価

脚本4.5

配役5.0

演出5.0

音楽3.5

映像3.0



IMDb 7.7 / 10

ROTTEN TOMATOS Tomatometer 78% Audience 88%

metacritic METASCORE 64 USER SCORE 6.7