東宝東和から2018年12月14日に劇場公開された「グリンチ」の感想記事です。
1957年発表のドクター・スースの児童文学『いじわるグリンチのクリスマス』を原作に、テレビスペシャル番組『グリンチのクリスマス』(1966)、映画『グリンチ』(2000)に続き3回目の映像化作品です。
オススメ度
あらすじ&予告編
幼い頃はつぶらな瞳が愛らしかったが、成長してすっかりひねくれてしまったグリンチ。
洞窟の中で暮らす彼は、愛犬マックスの献身的な愛にもぶっきらぼうに対応し、山麓の村人たちに意地悪ばかりして楽しんでいた。
いつも不機嫌で孤独なグリンチは、村人たちが大好きな「クリスマス」を盗んでしまおうと思いつくが…
作品情報
原題:The Grinch
製作国:アメリカ(2018年)
配給:東宝東和
監督:スコット・モシャー、ヤーロウ・チェイニー
本編:92分
出演:ベネディクト・カンバーバッチ、ラシダ・ジョーンズ、ケナン・トンプソン、キャメロン・シーリー、アンジェラ・ランズベリーほか
レビュー
クリスマスの定番的キャラクターとしてアメリカを中心に人気を誇る”グリンチ”。
グリンチが愛犬マックスと共にクリスマスを盗むために様々な作戦を立てるw
発想がぶっ飛んでるのは、ギャグ要素もさることながらイルミネーション製作しているだけあって怪盗グルーを観ているような気分にw
やや小さい子が怖がりそうな描写が多い気もしますが、孤独からひねくれてしまったグリンチが村人達の幸せを奪うべく悪戦苦闘する姿が非常に滑稽かつユーモラスでどこか憎めませんね。
そしてそシンディ・ルーとの出逢いを通してどう変わっていくのか、そこがテーマわけですが、人は1人では生きていけなくてどんな時でも独りじゃないというようなストーリー展開に、キッズたちの情操教育にも打ってつけです。
ただラストがかなり呆気ない感は否めず…
ジム・キャリー版のグリンチ好きがかなり多く、そちらの人気が絶大のようですが、個人的には今更観る気も起きないですし、本作も十分楽しめました。
評価
脚本
配役
演出
音楽
映像
IMDb 6.4 / 10
ROTTEN TOMATOS Tomatometer 60% Audience 53%
metacritic METASCORE 51 USER SCORE 6.2