キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド

ウォルト・ディズニー・スタジオ・モーション・ピクチャーズから2025年2月14日に劇場公開された「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」の感想記事です。

キャプテン・アメリカ』シリーズ4作目で「マーベル・シネマティック・ユニバース」(MCU)の34作目となる作品です。

オススメ度4.1



あらすじ&予告編

アメリカ大統領ロスが開く国際会議でテロ事件が発生。 それをきっかけに生まれた各国の対立が、世界大戦の危機にまで発展してしまう。

この混乱を食い止めようとする新キャプテン・アメリカことサム・ウィルソンに、〈赤いハルク〉と化した大統領ロスが襲いかかる…



作品情報

原題:Captain America: Brave New World

製作国:アメリカ(2025年)

配給: ウォルト・ディズニー・スタジオ・モーション・ピクチャーズ

監督:ジュリアス・オナー

本編:118分

出演:アンソニー・マッキー、ダニー・ラミレス、リヴ・タイラー、ジャンカルロ・エスポジート、ハリソン・フォードほか



レビュー

正直サムの物語というよりかは、ロスに喰われた印象は拭えない。

御年82を数えるハリソン・フォードが頑張る頑張るw 今までの役柄の中でも1番熱のこもった演技だったのではなかろうか、と思わせるほどにドラマに起伏をもたらしている。 もう主人公では。

世代交代はヒーローものの醍醐味であることは否めないし、MCUの今後を占う上でも本作が重要な位置づけであることは間違いないだろう。 リーダー格としてシリーズ全体に引き締まった感じを出す上でも、アンソニー・マッキーの精悍さや安定感は活きるように感じる。

指パッチン後の世界線における国際情勢はわからないが、日本の首相があれほどアメリカ大統領に強気に出れる世界は絶対に起こりえないなw

ボリューム面でいえばやや物足りない感じはあるが、ストーリーはMCUでしか作れない素晴らしい仕上がりだったと思うし、演者は先に言った通りで良作であることに違いはない。



評価

脚本4.0

配役4.5

演出4.0

音楽4.0

映像4.0



IMDb 5.7 / 10

ROTTEN TOMATOS Tomatometer 47% Audience 78%

metacritic METASCORE 42 USER SCORE 4.7