Netflixから2025年3月14日に独占配信された「エレクトリック・ステイト」の感想記事です。
シモン・ストーレンハーグの同名グラフィックノベルを基にした実写映像化作品です。
オススメ度
あらすじ&予告編
親を亡くした10代の少女が、あるミステリアスなロボットを連れて長い間行方知れずの弟を捜す旅へ。
密売人の男とその口達者な相棒も仲間に加わり、力を合わせていく…
作品情報
原題:The Electric State
製作国:アメリカ(2025年)
配給: Netflix
監督:アンソニー&ジョー・ルッソ
本編:128分
出演:ミリー・ボビー・ブラウン、クリス・プラット、キー・ホイ・クァン、スタンリー・トゥッチ、ジャンカルロ・エスポジート、ジェイソン・アレクサンダー、ウディ・ノーマン、ウディ・ハレルソン、アンソニー・マッキー、ブライアン・コックス、ジェニー・スレイトほか
レビュー
アンソニー&ジョー・ルッソ兄弟監督がレトロフューチャーな世界観で描いたSFロードムービーである本作は、Netflixの有り余る財力を最大限駆使した映像クオリティに豪華キャスティングが相まって、B級SFの枠を完全に超えた見応え十分な作品に仕上がっているように感じる。
冒頭のSF設定が呑み込めないと大いに躓くことは間違いないが、最後まで手を緩めない演出と穴がなく練られた脚本は見事。
ミリー・ボビー・ブラウンは少女枠から抜け出せないが、本作でもしっかりハマっているし、何よりも表情を作るのがホントに上手い。
クリス・プラットはこの手の演技をさせるともはや右に出るものはいないなだろう。
現実と異なる90年代の愛すべきヘンテコロボットたちも堪らん。 ハーマンが好きすぎて仕方ないw
それぞれの個人的な戦いから、大きな戦いに臨むストーリー展開はラストに向けて尻上がりに面白くなっていき、配信映画という期待値の低さを大きく裏切る良作であると言えるでしょう。
評価
脚本
配役
演出
音楽
映像
IMDb 5.9 / 10
ROTTEN TOMATOS Tomatometer 14% Audience 68%
metacritic METASCORE 30 USER SCORE 4.5


