Amazon prime Videoから2025年11月21日に独占配信された「人間標本」の感想記事です。
湊かなえの同名小説を実写ドラマ化した作品です。
オススメ度
あらすじ&予告編
山の中で発見されたのは、六人の美少年の遺体。
彼らを殺害し、「人間標本」として世に知らしめた犯行を認め自首した史朗。
彼が追い求めた「美を永遠に留める」執念は、最愛の息子すらも巻き込む狂気へと変貌する…
作品情報
製作国:日本(2025年)
配給:Amazon prime Video
監督:廣木隆一
本編:全5話
出演:西島秀俊、市川染五郎、宮沢りえ、伊東蒼、松本怜生、黒崎煌代、山中柔太朗、秋谷郁甫、荒木飛羽、村上淳、河合青葉、市川実和子、村田秀亮、淵上泰史、田中俊介ほか
レビュー
ベストセラー作家である湊かなえの同名小説を原作とするミステリーサスペンスである本作は、少年たちを「人間標本」にしたと自首した蝶研究の権威をめぐり、「美を永遠に留める」という執念の真相が、複数の視点によって姿を変えていくストーリー展開。
耽美かつ悪趣味な響きに、不気味さと僅かな好奇心が入り混じりながら鑑賞するも、湊かなえ作品という安定感と作風に支えられた確かな世界観が確立する。
美女採集の清川あさみが美術監修というのも説得力が大いにある。 それにしても、人間標本も美女採集も改めて字面を見ると眉間に皺が寄っちゃうな。
人間味の深さと濃さを、エンタメ要素に混ぜる塩梅が旨すぎることに加え、時代感も現代っぽいのにどこか現代ではないように感じられる芸術家の尖り方だったり、多角的に色んな視点から捉えられる内容は見事のひと言に尽きる。
西島秀俊はもちろんだが、市川染五郎の表現力には見入ってしまった。 覚悟の時は苦しく感じたし、瞼を閉じるだけで綺麗だった。 いつの間にか大人になったものだ。
唯一と言ってよい薄い部分”至の動機”だが、染五郎の良さで補って余りある。 これがホントの起用理由かもしれないと思うと、してやられた感すらある。
評価
脚本
配役
演出
音楽
映像
IMDb 7.1 / 10
ROTTEN TOMATOS Tomatometer –% Audience –%
