Netflixから2021年8月20日に独占配信された「スイート・ガール」の感想記事です。
オススメ度
あらすじ&予告編
妻を失い絶望した男 (ジェイソン・モモア) は、残されたたったひとりの家族、娘 (イザベラ・メルセド) を守りながら、妻を死に追いやった者たちに正義の裁きを下すことを誓う…
作品情報
原題:Sweet Girl
製作国:アメリカ(2021年)
配給:Netflix
監督:ブライアン・アンドリュー・メンドーザ
本編:110分
出演:ジェイソン・モモア、イザベラ・メルセド、マヌエル・ガルシア=ルルフォほか
レビュー
特筆すべきは演出
薬の発売が延期になったことでガンで妻を失った家族の苦悩を描くストーリー展開から一転、陰謀を知り復讐劇へ。
若干無理のある設定ながら行き当たりばったりで突き進むストーリーが崩壊しないのは、人情味溢れるキャラクターと親子愛、アクションでもなく作品を通して描かれる大きなミスリードに他なりません。
逆恨み感しかない序盤から、殺し屋を向けられ殺人も行ってしまう八方塞がりな展開。
アクションシーンでも常に苦戦し、ボロボロに。
警察と殺し屋に追跡され逃亡し、黒幕を暴くサスペンス的なラスト。
鑑賞中の不満感・不安感も観賞後には少し解消されスッキリとまではいかずとも、それに近い気持ちにはなれる作品です。
サスペンス小説であれば非常に面白いのではないかと思うような演出ではありますが、キャストが非常によく人情味溢れる演出でヒューマンドラマからアクションに、さらにはサスペンス映画へとよく溶け込んでいます。
特にイザベラ・メルセードの今後の作品には期待ですね〜
脚本
配役
演出
音楽
映像
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