Netflixから2022年5月16日に独占配信された「ヴァンパイア・イン・ザ・ガーデン」の感想記事です。
話題沸騰中の「SPY×FAMILY」『バブル』のWIT STUDIOによる完全新作で、キャラクターデザインが「NARUTO-ナルト-」総作監・西尾鉄也と、錚々たる面子が集結していることでも注目を集めている作品です。
オススメ度
あらすじ＆予告編
モモとヴァンパイアの女王フィーネ。 二人が出会い世界に立ち向かっていく…
作品情報
製作国:日本（2022年）
配給:Netflix
監督:牧原亮太郎
本編:全5話
出演:潘めぐみ、小林ゆう、小林千晃ほか
レビュー
世界観
100年以上続く人間とヴァンパイアとの戦争の中で、軍が権力を持つようになった人間界。
音楽をはじめとするヴァンパイアが愛する芸術を好むことは禁じられていた。
軍人の娘として生まれたにも関わらず、音楽に心惹かれるモモは、ヴァンパイアの女王フィーネと出会う。 ヴァンパイアと人間が共存できる世界を探し、2人はかつて存在したという「楽園」を探す旅に出る。
陰鬱とした空気感が漂う中、ヴァンパイアと雪景色の美しさが光る描写。
1話から設定に置いていかれることなく没頭できる作りとなっています。
ストーリー
壮大なストーリーながら、わずか5話という構成でスピード感を持って破滅へと向かっていく。
美しい描写と細かいキャラクター設定に戦闘シーンも相まってテンポ良く進んでいきます。
しかし、薄氷のような希望を求める旅路はどうも陰鬱さが漂います。
楽園という理想に近づくほどに無理難題が降り注ぎ、払拭できないままにラストを迎えますが、ポストクレジットシーンで目にする光景に心から救われます。
旅時の果てに目にしたものは一体なんだったのか。
もし続編があれば非常に気になります。
脚本
配役
演出
音楽
映像
コメント