東宝から2019年8月2日に劇場公開された「ドラゴンクエスト ユア・ストーリー」の感想記事です。
『ドラゴンクエストシリーズ』としては初の3DCGアニメ映画であり、『ドラゴンクエストV 天空の花嫁』をベースとした作品です。
オススメ度
あらすじ&予告編
少年リュカは、ゲマが率いる魔物たちにさらわれた母を取り戻すため、父のパパスと共に旅をしていた。
旅路の途中で彼らはついにゲマと出くわし、パパスは魔物たちと激しい戦いを繰り広げるが、リュカを人質にとられる。
反撃できなくなったパパスは息子の目前で失意のうちに命を落とし…
作品情報
製作国:日本(2019年)
配給:東宝
総監督:山崎貴
本編:101分
出演:佐藤健、有村架純、波瑠、坂口健太郎、山田孝之、ケンドーコバヤシ、安田顕、古田新太、松尾スズキ、山寺宏一、井浦新、賀来千香子、吉田鋼太郎ほか
レビュー
音楽と映像
お馴染みのテーマソングをはじめとする耳馴染みのある音楽と、3DCGアニメーションで動き出したモンスターたち。
原作ゲームのファンだったものとしては、予告編から非常に胸が高鳴る仕様になっていました。
ストーリー
ゲーム版を踏襲しつつ、テンポ良く展開していきます。
プレイしてから長い時間が経過しているので特に違和感もなくストーリーに馴染めます。
ゲームではレベルを上げして強くなる事でやっと敵を倒すというRPGの醍醐味が映画ではまったくないので、ドラクエとしての感情移入は難しいですがw
そんなストーリーも終盤に急に路線変更。
VRゲームをプレイしているという描写とウイルスがラスボスのように唐突に訪れます。
ミルドラース?に扮したウイルスが「ただのゲームだ」「大人になれ」と精神攻撃を行い、思わずこちらの精神にも大ダメージを与えます。
誰がどんな目的でウイルスを投じたのかは全く明かされていません(精神攻撃で見逃している可能性もあります)が、ドラクエVの展開には全くリンクしないため、必然性もなければ影響もしませんw
おそらく、ゲームの世界であっても精一杯かけがえのない時間を過ごした全てを含めてYOUR STORYだ。と、言いたいんでしょう。 わかりませんがw
確かにゲームをした思い出やその話を友人としたことは人生に刻み込まれていますからね〜
大人になれ、と言われるとは思わなかったですがw
ラストに関しては賛否ある内容であることは間違いないですが、随所にドラクエ愛を感じる作品です。
脚本
配役
演出
音楽
映像
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