Disney+から2021年1月15日に独占配信された「ワンダヴィジョン」の感想記事です。
マーベル・スタジオが制作するマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の1作目のテレビ・シリーズで、同フランチャイズの映画と連続性を共有し、映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019年)の後を舞台にしています。
オススメ度
あらすじ&予告編
とある郊外の街に引っ越してきたスカーレット・ウィッチことワンダ・マキシモフとヴィジョンは、夢にまでみた結婚生活を手に入れ、幸せな日々を送っていた。
しかし次第にその裏に隠された”謎“がむき出しになっていく…
作品情報
製作国:アメリカ(2021年)
配給:Disney+
監督:マット・シャクマン
本編:全9話
出演:エリザベス・オルセン、ポール・ベタニー、テヨナ・パリス、カット・デニングス、ランドール・パーク、キャスリン・ハーン、エヴァン・ピーターズほか
レビュー
マーベル・スタジオ初となるオリジナルドラマシリーズ
全世界興行収入No.1映画『アベンジャーズ / エンドゲーム』のその後を描き、ドラマシリーズながら映画との連続性を共有している作品の第1作目としてハードルが上がりきった状態での配信に、さぞかし世界中が湧いたことでしょう。
ストーリー
1950年代から始まり、話数を経る毎に風景や文化といった描写が移り変わっていきます。
シチュエーション・コメディドラマのスタイルで始まるので、一瞬戸惑いますが小ネタを挟みテンポ良く進み飽きさせません。
なんといってもヴィジョンを失った悲しみ癒えぬワンダの心情を読み取るのは容易いので、感情移入しやすく作品へ没入しやすいため、コメディタッチのストーリー展開がエモーショナルに感じられます。
全編を通して一貫して悲しみの中にいるワンダと、彼女の作り出した世界であるカオスマジックを軸に描かれる脚本はこれ以上ない展開を繰り広げます。
また、クリフハンガーとして、オリジナルのヴィジョンの身体を使って作られた“ホワイト・ヴィジョン”の行方や、ダークホールドを使用してビリーとトミーを連れ戻そうとしていることが示唆される描写、さらには「詮索好きな隣人」に変えられてしまったアガサがカオスマジックの力を欲しがった理由など、明かされていないところも多く先の展開が気になってしょうがないですよね〜
脚本
配役
演出
音楽
映像
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