ディズニーデラックスから2019年12月26日に独占配信された「マンダロリアン」の感想記事です。
『スター・ウォーズシリーズ』初となる実写ドラマ作品です。
時系列は『ジェダイの帰還』から5年後、『フォースの覚醒』の25年前ににあたる銀河帝国の崩壊からファースト・オーダーの出現の間に位置し、新共和国の手が行き届かない地で活動する孤独なマンダロリアンのガンファイターが描かれています。
オススメ度
あらすじ&予告編
銀河帝国の崩壊から5年後の惑星ネヴァロで、孤独な賞金稼ぎの”マンダロリアン”は帝国とつながる集団から50歳の獲物を捕獲する依頼を受ける…
作品情報
原題:The Mandalorian
製作国:アメリカ(2019年)
配給:ディズニーデラックス
製作総指揮:ジョン・ファヴロー、デイブ・フィローニ、キャスリーン・ケネディ、コリン・ウィルソン
本編:全8話
出演:ペドロ・パスカル、カール・ウェザース、ホレイショ・サンズ、ジーナ・カラーノ、ヴェルナー・ヘルツォーク、ミスティ・ローザス、オミッド・アブタヒ、ジャンカルロ・エスポジート、エミリー・スワロー、エイミー・セダリス、ビル・バー、ミンナ・ウェン、 テムエラ・モリソン、 ケイティー・サッコフ、メルセデス・ケストナー・バーナードほか
レビュー
帝国崩壊後の混沌とした世界の片隅で賞金稼ぎ“マンダロリアン”として名を馳せていた男が、仕事の中で謎めいたザ・チャイルドと出会ったことで始まるストーリー展開に、スターウォーズに初めて触れた懐かしさが蘇ります。
常にマスクで素顔を隠し、「我らが道」を唱える求道者的存在のマンダロリアン。そしてヨーダと同種族のザ・チャイルドを中心に物語は進み、アクションとバックボーンの上手い掘り下げもあり一気見不可避な作品に仕上がっています。
宇宙を舞台にした西部劇と宇宙版「子連れ狼」として作品を描くことで、ワクワク感をより高めてくれます。
クオリティは映画シリーズに劣らず、昨今のドラマシリーズの枠を大きく超えたスターウォーズシリーズの名に恥じぬ作品となっています。
何よりマンダロリアンが抜群にカッコイイ!!
惑星マンダロアに由来する一流の戦士集団“マンダロリアン”が装着しているのが、伝統的な装甲服マンダロリアン・アーマー。
T字型のバイザーが付いたヘルメットは、その素顔を他人に見せないというマンダロリアンの掟により、決して人前で脱ぐことはない… 厳つい設定ですよねw
マンダロリアン・アーマーは、ブラスターもはね返すベスカー(マンダロリアン鉄)という希少な金属で作られています。
さらに、リスト・ガントレットは、ウィップコード発射装置、ロケットランチャー、火炎放射器、レーザーなど様々な武器を搭載しており、コンピューター制御ツールの機能も果たしています。
また、アーマーには飛行装置ジェットパックを取り付けることもでき、本作では終盤で入手し、帝国軍の残党を指揮するモフ・ギデオンとの戦いで使用します。
その名もライジング・フェニックス… だせえ…
重装備こそ男のロマン。 そんな言葉を体現したような子連れ狼のスペース・ガンマンから目が離せなくなること間違いなしですねw
そして、物語は続く…
マンダロリアンの掟によりベビー・ヨーダを知るもの(≒ジェダイ)との対面へと向かい、シーズン2へ繋がります。
2023年2月には更にシーズン3の配信も予定していますので、非常に先が楽しみな作品の一つとなりました。
評価
脚本
配役
演出
音楽
映像
IMDb 8.7 / 10
ROTTEN TOMATOS Tomatometer 93% Audience 92%
metacritic METASCORE 71 USER SCORE 8.3
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