フォーカス・フィーチャーズから2021年3月5日に全米公開された「ブギー」の感想記事です。
日本では2022年10月17日よりNetflixで独占配信されています。
オススメ度
あらすじ
台湾からの移民の子として、アメリカで生まれ育ったひとりの青年。
NBA選手を夢見る彼が、コートの内外のプレッシャーや過剰な期待、偏見に立ち向かってゆく…
作品情報
原題:Boogie
製作国:アメリカ(2021年)
配給:フォーカス・フィーチャーズ
監督:エディ・フアン
本編:90分
出演:テイラー・タカハシ、テイラー・ペイジ、バシャール・ “ポップ・スモーク “・ジャクソンほか
レビュー
子供の夢に寄り添いながらも短気で暴力的な無職の父親と、現実的ではありながら家庭の未来を子供の双肩に託そうとするヒステリックな母親。
その両方をしっかり受け継いでどうしようもないながらバスケが上手い青年の物語。
何を大きく伝えたかったのかはわかりませんが、中国系アメリカ人によるバスケを舞台にしたサクセスストーリーでは無いのは間違い無いです。
進路と家族、恋人とバスケチームに悩むヒューマンドラマが観たい人には良いのかもしれませんが、感情移入が難しいこととテーマが絞られていないため抑揚なくストーリーが展開していきます。
また、試合の描写を含めカメラワークが悪く(このくらい編集しないとバスケにならないのかもしれませんが…)ラストの試合でも大きく盛り上がることが出来なかったように思います。
モンク役のバシャール・ “ポップ・スモーク “・ジャクソンは家宅侵入してきた強盗から銃撃を受け、20歳で亡くなっているようです… 彼の楽曲はこれを機に聞いてみようとは思いました。
ご冥福をお祈り申し上げます。
評価
脚本
配役
演出
音楽
映像
IMDb 5.2 / 10
ROTTEN TOMATOS Tomatometer 42% Audience 57%
metacritic METASCORE 54 USER SCORE 6.0
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