Netflixから2023年4月14日に独占配信された「ラスト・キングダム : 死すべき7人の王」の感想記事です。
Netflixの人気ドラマシリーズ「ラスト・キングダム」の完結編となる長編映画作品です。
オススメ度
あらすじ&予告編
エドワード王の死後、ベバンバーグの戦士ウートレッドとその仲間がイングランドの統一のため、分断された祖国を旅して冒険を繰り広げる…
作品情報
原題:The Last Kingdom: Seven Kings Must Die
製作国:イギリス(2023年)
配給:Netflix
監督:エドワード・バザルゲット
本編:111分
出演:アレクサンダー・ドレイマン、ハリー・ギルビー、マーク・ロウリー、アルナス・フェダラヴィシャス、キャヴァン・クラーキン、ジェームズ・ノースコート、ローリー・デヴィッドソン、エレイン・キャシディほか
レビュー
イングランド誕生の史実に基づき描かれる歴史大作。
Netflix配信で5シーズンに渡って語られた物語の完結編だけに重厚かつ壮大なスケールはもちろん、ついに終焉を迎えるウートレッドの歩みには感慨深いものさえ浮かんできます。
サクソン人とヴァイキングが対立する時代背景を、運命に翻弄されながらも逞しく生きたウートレッドをはじめ、魅力的なキャラクターたちが色付けたハイクオリティなドラマシリーズは、個人的にはGOT、TWDに匹敵するレベルと言っても過言ではなく、特にヴァイキングを描いた作品としては過去一と言って間違いないと思います。
そして、この作品の凄いところは初見でもおそらく面白いであろう構成ではないでしょうか。
シリーズを観ているものからすると反復している内容ではあるものの、これだけまとまっていながらひとつの映画として成り立たせる手腕に唸らされます。
終盤の決戦へ向かってどんどん盛り上がっていくストーリー展開は胸熱の一言に尽きる。
ラストシーンも完璧と言って良いでしょう。 感無量とはこのことか…
周囲に誰も観ている人がいないので語らうことのできないのが心苦しいですが(笑)、長編ドラマシリーズならではの達成感みたいなものは多分にあって、男臭い作品好きの人にはオススメしたいシリーズとなっています。
評価
脚本
配役
演出
音楽
映像
IMDb 7.0 / 10
ROTTEN TOMATOS Tomatometer 87% Audience 74%
metacritic METASCORE 48 USER SCORE 6.5
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