ギャガから2015年4月17日に劇場公開された「セッション」の感想記事です。
原題の〈Whiplash〉は「ムチ打ち症」の意味で、ジャズの有名曲の題名であり、作中で何度か演奏される練習曲の一つ。 また、首に大きな負荷がかかるドラマーの職業病でもある。
第87回アカデミー賞で5部門にノミネートされ、J・K・シモンズの助演男優賞を含む3部門で受賞した作品です。
オススメ度
あらすじ&予告編
世界的ジャズドラマーを目指して名門音楽学校に入学したニーマンは、伝説の教師と言われるフレッチャーの指導を受けることに。
しかし、常に完璧を求めるフレッチャーは容赦ない罵声を浴びせ、レッスンは次第に狂気に満ちていく…
作品情報
原題:Whiplash
製作国:アメリカ(2014年)
配給:ギャガ
監督:デイミアン・チャゼル
本編:106分
出演:マイルズ・テラー、J・K・シモンズほか
レビュー
名門音楽学校に入って、しごかれ、成功と挫折を繰り返しながら成長していくグロースストーリー。
ストーリーは在り来たりの王道。
テーマをざっくりすると”ゼロから這い上がる”みたいな。
一流は全てを捨てた先に辿り着けるみたいな。
長尺ながら全くブレない脚本の素晴らしさと、圧倒的な演奏レベルの高さ、加えて演者も素晴らしく、文句なしの映画でした。
ラストは圧巻。
情熱的で、狂気滲みたところも感じるほどの振り切った作品は、リアリティとの共存で圧倒的な感動を生みますね〜
個人的に2015年作品No.1だと思っているほどの秀作です。
評価
脚本
配役
演出
音楽
映像
IMDb 8.5 / 10
ROTTEN TOMATOS Tomatometer 94% Audience 94%
metacritic METASCORE 89 USER SCORE 8.8
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