ワーナー・ブラザース映画から2021年5月21日に劇場公開された「地獄の花園」の感想記事です。
バカリズムの奇想天外なオリジナル脚本で描かれる新感覚アクションコメディ作品です。
オススメ度
あらすじ&予告編
ごく普通のOL生活を送っているかのように見える直子。 しかしその裏では社内の派閥争いをかけ、OLたちが日々ケンカに明け暮れていた。
ある日、中途採用されたOL・蘭と直子は一緒にカフェめぐりをするなど友情を深めていくが、蘭の正体はスカジャンがトレードマークのカリスマヤンキーOLだった。
蘭の入社をきっかけに、直子の会社が全国のOLたちのターゲットになってしまい…
作品情報
製作国:日本(2021年)
配給:ワーナー・ブラザース映画
監督:関和亮
本編:102分
出演:永野芽郁、広瀬アリス、菜々緒、川栄李奈、大島美幸、勝村政信、松尾諭、丸山智己、遠藤憲一、小池栄子ほか
レビュー
普通に働くOLの職場に元カリスマヤンキーの女性が中途採用されたことから始まった、OLたちによる派閥争いを描いた作品。
脚本がバカリズムということで、ウィットに富んだ内容を期待してしまうとやや期待外れ感は強いかもしれません。
知性とはおよそかけ離れた不良漫画の世界をそのまま会社員に持ち込んだらどうなるかという世界観と、女性が主役だからこその面白みは斬新ではあります。
学校も会社も一つの小さなコミュニティだが、なぜか会社で不良が戦うことには違和感ありありで、それを狙った面白みは感じますが、いかんせん長い!!
不良漫画のパロディ的な展開で次から次へとどんな人が出てくるのか観ていられるうちは楽しいが、100分もやられると流石に飽き飽きしてしまいます。
広瀬アリスのヒーロースケバンOLっぷりは最高にかっこいいし、圧倒的な強さに加えて美しさを取り入れるのは見事。
主役の永野芽郁は全く強く見えないが、アクションしている姿が新鮮で良いですし、他のキャストも普段見れない表情が見れて良いですね~
ぶっ飛び設定にぶっ飛び演出が飛び交っているファンタジー設定なのに、真の勝者は現実世界と一緒なのが世知辛いw
内容がないのに必要なものは揃ってるから、シンプルに笑えることは間違いないです。
評価
脚本
配役
演出
音楽
映像
IMDb 6.3 / 10
ROTTEN TOMATOS Tomatometer ーー% Audience ーー%
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