Netflixから2023年9月27日に独占配信された「ヘンリー・シュガーのワンダフルな物語」の感想記事です。
「チャーリーとチョコレート工場」で知られるイギリスの児童文学作家ロアルド・ダールの著作「奇才ヘンリー・シュガーの物語」を原作とした作品です。
オススメ度
あらすじ&予告編
大金持ちで働いたことがなく、賭け事が大好きな男ヘンリー・シュガー。
ある時、目を使わずにものを見ることができるという導師の存在を知った彼は、その力をギャンブルでイカサマをするために利用しようとするが…
作品情報
原題:The Wonderful Story of Henry Sugar
製作国:アメリカ(2023年)
配給:Netflix
監督:ウェス・アンダーソン
本編:39分
出演:ベネディクト・カンバーバッチ、レイフ・ファインズ、デヴ・パテル、ベン・キングズレー、リチャード・アイオアディ、ルパート・フレンドほか
レビュー
金に執着する主人公がひょんなことからある力の存在を知り、しょうもないイカサマを思いついたことで修行に挑むという途方もない物語。
主演のベネディクト・カンバーバッチはじめ、レイフ・ファインズ、ベン・キングズレー、デヴ・パテルと錚々たるメンツが出演し、当然のように一人二役をこなす舞台劇調のストーリー展開は秀逸で、セリフが全体的に早口でテンポ良く飽きさせない感じや、コメディタッチや色彩豊かなセットなどバラエティに富んだ要素が至る所に散りばめられていて観ていて心地良いと思います。
語り手と出来事を振り返る演出は、ウェス・アンダーソンらしさも感じさせると共に緩い空気感の寓話的な雰囲気が漂います。
内容も尺も非常に観やすいので、万人にオススメしたい良作です。
評価
脚本
配役
演出
音楽
映像
IMDb 7.5 / 10
ROTTEN TOMATOS Tomatometer 98% Audience 85%
metacritic METASCORE 83 USER SCORE 6.6
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