ワーナー・ブラザース・ピクチャーズから2023年4月7日に劇場公開された「AIR / エア」の感想記事です。
ナイキのバスケットシューズ“エア・ジョーダン”誕生の物語を描く作品です。
オススメ度
あらすじ&予告編
1984年。 業績不振のナイキのバスケットボール部門。
ソニー・ヴァッカロは、ナイキCEOのフィル・ナイトから当部門の立て直しを命じられる。 そんなソニーと上司のロブ・ストラッサーが目をつけたのは、後に世界的スターとなる選手マイケル・ジョーダンだった…
作品情報
原題:Air
製作国:アメリカ(2023年)
配給:ワーナー・ブラザース・ピクチャーズ
監督:ベン・アフレック
本編:112分
出演:マット・デイモン、ベン・アフレック、ジェイソン・ベイトマン、マーロン・ウェイアンズ、クリス・メッシーナ、クリス・タッカー、ヴィオラ・デイヴィスほか
レビュー
誰もが知る”エア・ジョーダン”と、その裏にある誰も知らない物語。
NBAファンであり、70〜80年代の音楽や映画ファンであり、NIKEのスニーカーファンには堪らない作品ですw
冒頭から時代性を存分に発揮し、肌触りの良い音楽と映像描写に紡がれるバスケの神様”マイケル・ジョーダン”のNBA入団前のスポンサー契約を舞台にした、これぞハリウッド感満載の仕事に情熱を注ぐ一発逆転のサクセスストーリー。 王道w 普遍的テーマw 間違いなしw
もちろんその時代を生きてはいないし、時事的にも全く詳しくはないにも関わらず、どこか懐かしさを感じるのは何故でしょう。
「グッド・ウィル・ハンティング」(1997)から24年の時を経て共演した「最後の決闘裁判」(2021)が話題となったベン・アフレックとマット・デイモンの共演というだけで映画ファンは嬉しいものですが、本作でもNIKEのCEOとバスケットボールシューズ部門で奮闘する社員として息の合った掛け合いを披露しています。
大学ドラフトビジネスに振り回される中で、熱意のあるNIKE側としっかりした母親など全てが噛み合って今も愛されるエア・ジョーダンが回り回って私の足元にもあるのは感慨深いですね〜
要所で出てくるNBAレジェンドのBIGネームと、彼らをもこき下ろすブラックユーモア。 さらに王道のストーリーと抜群の俳優陣。 マイケル・ジョーダンの歴史を切り取った映像も相まって、伝説のスニーカー誕生に立ち会った気にすらなれる秀作であると感じます。
評価
脚本
配役
演出
音楽
映像
IMDb 7.8 / 10
ROTTEN TOMATOS Tomatometer 93% Audience 98%
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