東宝東和から2024年3月1日に劇場公開された「ARGYLLE/アーガイル」の感想記事です。
「キングスマン」シリーズのマシュー・ボーン監督が描く痛快スパイアクション大作です。
オススメ度
あらすじ&予告編
謎のスパイ組織の正体に迫る凄腕エージェント・アーガイルの活躍を描いたベストセラー小説「アーガイル」の作者エリー・コンウェイは、愛猫アルフィーと一緒にのんびり過ごす時間を愛する平和主義者。
新作の準備を進めている彼女は、アルフィーを連れて列車で移動中に謎の男たちに命を狙われ、エイ ダンと名乗るスパイに助けられる。 やがて、エリーの小説が偶然にも現実のスパイ組織の行動を言い当てていたことが判明。 エリーの空想のはずだった世界と、命を狙われる現実との境界線が曖昧になっていくなか、敵の一歩先を行くべく世界中を駆け巡るエリーだったが…
作品情報
原題:Argylle
製作国:アメリカ・イギリス(2024年)
配給:東宝東和
監督:マシュー・ボーン
本編:139分
出演:ヘンリー・カヴィル、ブライス・ダラス・ハワード、サム・ロックウェル、ブライアン・クランストン、キャサリン・オハラ、デュア・リパ、アリアナ・デボーズ、ジョン・シナ、サミュエル・L・ジャクソンほか
レビュー
「キック・アス」(2010)、「キングスマン」シリーズのマシュー・ボーン監督だけに、ド派手かつスタイリッシュな演出に期待が高まるのはしょうがない。
現実と虚構を行き来する展開に斬新な演出、コメディタッチも含んだスパイアクションは流石のクオリティ。
しかし、コミカル過ぎたりCG過ぎたりやり過ぎ感も否めない。 どうしても没入感が削がれるし、バランスが悪くなっているような気もする。
猫は可愛い。
ヘンリー・カヴィルをこう使うかと唸らされはするが、「キングスマン」(2014)のガゼルを演じたソフィア・ブテラの高い身体能力を使わないなんて勿体無過ぎるでしょう。
ストーリーが完全に演出に潰された感じですが、娯楽映画としては楽しめますw
評価
脚本
配役
演出
音楽
映像
IMDb 5.7 / 10
ROTTEN TOMATOS Tomatometer 33% Audience 72%
metacritic METASCORE 35 USER SCORE 3.6
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