Netflixから2021年8月10日に独占配信された「Untold : パレスの騒乱」の感想記事です。
2004年11月19日にザ・パレス・オブ・オーバーンヒルズで行われた、アメリカのプロバスケットボールリーグであるNBAの2004-05シーズン、インディアナ・ペイサーズ対デトロイト・ピストンズの試合中に起こった乱闘事件のドキュメンタリー作品です。
AP通信からNBAで最も歴史に残る乱闘として紹介された事件でもあります。
オススメ度
あらすじ&予告編
2004年、試合中に起きた選手同士の乱闘騒ぎ中に、ファンがコートに投げ入れたビールが選手にあたったことで選手がファンに殴りかかるという、NBA史上前代未聞の事件が起きた。
その名も「パレスの騒乱」。
当時の記録映像と乱闘に関わった選手やファンの生々しい証言によって、事件の真相が明らかになっていく…
作品情報
原題:Untold : Malice at the Palace
製作国:アメリカ(2021年)
配給:Netflix
監督:フロイド・ラス
本編:69分
レビュー
当事者であるロン・アーテスト、ベン・ウォーレス、スティーブン・ジャクソン、ジャーメイン・オニールや乱闘に加わったピストンズファン、さらにはNBAのスーパースターであるレジー・ミラーのインタビュー映像を交えながら語られます。
話は前年のインディアナ・ペイサーズが強豪としてイーストに君臨していた2003-04シーズンに遡り進められます。
当時のインディアナ・ペイサーズは、オニールとアーテストに加えアル・ハリントン、ジャマール・ティンズリーらの若手とベテランのレジー・ミラーを中心に快進撃を続け、ペイサーズはリーグ最高の61勝をあげました。
この年のオールスターにオニールとアーテストが出場し、アーテストは最優秀守備選手賞を受賞。 しかし、プレーオフではその年優勝したデトロイト・ピストンズにカンファレンスファイナルで惜しくも敗れました。
この時のペイサーズは本当に強くチームバランスも最高であったためゲームでもよく使っていたのを記憶しています。
ピストンズを破っていればNBAファイナルでレイカーズを破り、「ESPN NBA 2K5」のカバーはベン・ウォーレスではなくレジー・ミラーだったかもしれないでね〜
本編では事件の全貌が事細かにしっかり納められています。
終わったことをとやかく言う気はないですが、反面教師にしてマナーが構築されていることを祈るばかりですね〜
忘れつつあるレジー・ミラーのラストシーズンを無駄にした事実をしっかり振り返られる機会を作ってくれたNetflixには感謝ですね。
こういったことが二度とないことを祈りましょう。
脚本
配役
演出
音楽
映像
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