ハピネットファントム・スタジオから2024年1月12日に劇場公開された「ある閉ざされた雪の山荘で」の感想記事です。
人気作家・東野圭吾が1992年に発表した同名ベストセラー小説をの実写映画化作品です。
オススメ度
あらすじ&予告編
劇団に所属する7人の役者のもとに、新作舞台の主演の座を争う最終オーディションへの招待状が届く。
オーディションは4日間の合宿で行われ、参加者たちは「大雪で閉ざされた山荘」という架空のシチュエーションで起こる連続殺人事件のシナリオを演じることに。
しかし出口のない密室で1人また1人と参加者が消えていき、彼らは互いに疑心暗鬼に陥っていく…
作品情報
製作国:日本(2024年)
配給:ハピネットファントム・スタジオ
監督:飯塚健
本編:109分
出演:重岡大毅、中条あやみ、岡山天音、西野七瀬、堀田真由、戸塚純貴、森川葵、間宮祥太朗ほか
レビュー
もはや必ず実写化されると言っても過言ではない東野圭吾の小説。
伏線の累積とラストの爽快感が魅力の東野圭吾ワールド。
東野圭吾ファンとしてはこれも一興て感じで映画も欠かさず観てはいるものの、原作を遥かに越えたのは「ガリレオ」シリーズの『容疑者Xの献身』(2008)くらいか。
単に役者の良し悪しではないと思うので、映画との相性かもしれませんが。
挙げるとすれば、間取り図を俯瞰するシーンの映像描写は面白い。 この手の演出はなかなかお目にかかれない。 大して意味はなかったがw
あと原作にはないエピローグ。 説明がないので如何様にも解釈出来るが悪くない。 ただ別段感動するわけではない。
これだけの若手演技派俳優を揃えておいて、キャラクターを深掘りせず小説を浅く浚った映画はなかなかお目にかかれない。 もちろん褒め言葉ではないw
評価
脚本
配役
演出
音楽
映像
IMDb 5.6 / 10
コメント