ウォルト・ディズニー・スタジオ・モーション・ピクチャーズから2023年2月17日に劇場公開された「アントマン&ワスプ : クアントマニア」の感想記事です。
『アントマン』(2015)、『アントマン&ワスプ』(2018)の続編であり、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の31作目で、フェーズ5の幕開けとなる作品です。
フェーズ4のまとめは以下から。
オススメ度
あらすじ&予告編
サノスとの最終決戦でアベンジャーズと共に世界を救ったことにより、 スコット・ラング / アントマンは有名なスーパーヒーローとなった。
ハンク・ピムらもその恩赦によって、スコットの過失による罪が免除され、元の平穏な暮らしを取り戻した。
ある日、スコットの娘であるキャシー・ラング が今後の脅威に備えて量子世界へと信号を送る人工衛星を開発するが、起動した影響で突然装置が光を放ち、ピム一家とスコットとキャシーは量子世界へと吸い込まれてしまう。
そしてスコット達は、全ての時間を操る最凶の存在である征服者カーンと対峙することとなる…
作品情報
原題:Ant-Man and the Wasp: Quantumania
製作国:アメリカ(2023年)
配給:ウォルト・ディズニー・スタジオ・モーション・ピクチャーズ
監督:ペイトン・リード
本編:125分
出演:ポール・ラッド、エヴァンジェリン・リリー、ジョナサン・メジャース、キャスリン・ニュートン、デヴィッド・ダストマルチャン、ケイティ・オブライアン、ウィリアム・ジャクソン・ハーパー、ビル・マーレイ、ミシェル・ファイファー、コリー・ストール、マイケル・ダグラスほか
レビュー
アントマン誕生を描く1作目、相棒が誕生した2作目に続き、娘までスーツを着るとは…w
アイアンマンやスパイダーマンに比べ、やや華がないという感じが否めないながらも、しっかりとアベンジャーズの一員として重要な局面も任されてきたアントマンがフェーズ5を引っ提げて帰ってきましたw
しかしながらやはりネックとなるのはストーリーの煩雑さ。 あまりにも深く関わり合ってしまったが故に、過去作やDisney+作品なしには最早謎が謎を呼んでしまう形となってしまいます。
生粋のファンには良いんですがw
そんなことも危惧してか、量子世界のビジュアルが既視感あふれるスターウォーズの世界観に!!w
抜群の映像美で、ゲームのようなカラフルなビジュアルに胸躍らせられるのは間違いなしではないでしょうか。
そして何よりジョナサン・メイジャーズ!! やっと姿を現した今後の重要キャラクターを渾身の演技力で魅せてくれますw 暴力事件がどのように左右するか心配ではありますが…
マイケル・ダグラス、ミシェル・ファイファー、一瞬のビル・マーレイにコリー・ストールと、豪華キャストに唸らされつつも、キャスリン・ニュートンが娘役として登場するなど、キャストは万全の体制に!! これは続きも期待できそうですね〜w
何にせよ、これから織りなす壮大なストーリーの序章としては十分に手応えを感じさせる作品となったのは間違い無いでしょう。
評価
脚本
配役
演出
音楽
映像
IMDb 6.2 / 10
ROTTEN TOMATOS Tomatometer 47% Audience 83%
metacritic METASCORE 48 USER SCORE 5.8
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