クロックワークスから2021年10月8日に劇場公開された「キャッシュトラック」の感想記事です。
オススメ度
あらすじ&予告編
LAにある現金輸送専門の警備会社フォルティコ・セキュリティ社。 日々、現金輸送車を運転するのは、特殊な訓練を受け厳しい試験をくぐり抜けた強者の警備員たち。
そこに雇われた新人パトリック・ヒル、通称“H”。 試験をぎりぎりで合格した彼は周りから特に気に留められる存在ではなかった。 しかし、彼の乗ったトラックが強盗に襲われた時、驚くほど高い戦闘スキルでそれを阻止する。
彼は一体何者なのか?周囲が疑心暗鬼に陥る中、全米で最も現金が動く日“ブラック・フライデー”に集まる1億8,000万ドルの大金を狙う強奪計画が進行していた…
作品情報
原題:Wrath of Man
製作国:アメリカ、イギリス(2021年)
配給:クロックワークス
監督・脚本:ガイ・リッチー
本編:118分
出演:ジェイソン・ステイサム、スコット・イーストウッド、ホルト・マッキャラニー、ジェフリー・ドノヴァン、ニアフ・アルガー、ラズ・アロンソ、ジョシュ・ハートネット、アレックス・ファーンズ、バブス・オルサンモクン、リン・レネーほか
レビュー
いやはやこれは面白い。
ユーモアを消したガイ・リッチーの脚本と、寡黙を極めるジェイソン・ステイサムが織りなす究極のリアリズム作品と言っても良いのではないでしょうか。
そして丁寧にチャプターで分け、徐々に解き明かすストーリー構成も素晴らしい。
ド派手な感じではないが、”クライム・アクション”の枠にとどめつつサスペンス要素を盛り込む脚本は秀逸以外の言葉はありません。
観るものは皆、ハードコアな感覚をそこはかとなく感じながらも、正義もしくは悪に期待を込めながら展開を見守ったと思います。
それほどまでに完成されたストーリーに、大物俳優を当て作られた作品。 まごう事なき秀作です。
アクション好きには絶対にオススメしたい作品のひとつです。
評価
脚本
配役
演出
音楽
映像
IMDb 7.1 / 10
ROTTEN TOMATOS Tomatometer 67% Audience 90%
metacritic METASCORE 57 USER SCORE 6.9
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